「ノロウィルスの感染は、つばや食べ物から来るの?」
ノロウィルスの感染経路やつばや食べ物も含め、様々にあります。
では、ノロウィルスにかからないようにするにはどのように予防すればいいのでしょうか?
ということで今回は、
- ノロウイルスの感染経路はつばや食べ物から?
- 予防方法はどうすればいいのか?
などの疑問解決策を紹介します!
ノロウイルスの感染経路はつば?
ノロウイルスに感染した人が、くしゃみや嘔吐をした時に、そのしぶきを吸い込む事で感染をします。
これを飛沫感染と呼びます。
ノロウイルスを含んでいるしぶきは、約1~2メートル程度は飛び散ります。
このため、つばの中にノロウイルスが含まれていると感染します。
ノロウイルスに感染している人がつばを飛ばすだけでも注意が必要です。
近くにいる人が、つばのしぶきを息と一緒に吸い込んでしまい感染する恐れがあるからです。
またつばが物に付着すると、つばが付着している物に触った人が感染します。
ノロウイルスの感染経路は食べ物から?
牡蠣やシジミ等の二枚貝は、海水と共にノロウイルスを取り込んで蓄積していきます。
ノロウイルスを保持している貝類を生のままや内臓ごと食べると、ノロウイルスに感染しやすくなります。
それは下水から海水に放出されたノロウイルスが、餌となるプランクトンと一緒に人間の体内に取り込まれるからです。
また二枚貝だけではなく、ノロウイルスに感染しているサラダやパン等でも感染します。
それは調理をした人がノロウイルスに感染していて、その人の手からウイルスが食材に付着します。
ノロウイルスが付着している食べ物を、食べる事で感染してしまいます。
特に、サラダ等の生のまま食べるものは、気を付ける必要があります。
その他の感染経路~空気感染やトイレ~
空気感染は、ノロウイルスに感染している人の嘔吐や糞便が床に飛び散った時に起こります。
落としきれなかった汚れが床に残り、乾燥して小さい粒子になり空中に舞ってそれを吸い込む事で感染します。
トイレの場合は、ノロウイルスに感染している人が掃除を行ってその後にトイレを使用すると感染します。
また、公共のトイレの場合は様々な人が使用するため、感染しやすいです。
接触感染があり、ノロウイルスが付着している服や物やドアノブ等に触れると自分の手にウイルスが付着します。
ウイルスが付着している手で食事をしたり、口や鼻等を触るとウイルスが身体に侵入して感染します。
接触感染は、幼稚園や老人ホーム等の集団生活を送っている施設で起こりやすいです。
ノロウィルスにかからないための予防方法
手洗いをすると、手や指に付着したノロウイルスの除去に有効な手段です。
調理前やトレイ後や嘔吐物や糞便を処理した後には、必ず手洗いをしましょう。
うがいを行う時には、嘔吐をした時に口の中にノロウイルスが残らないように行います。
こまめに殺菌消毒を行う事で、感染者が触れたドアノブやカーテンやトイレ等に付着した留まります。
感染者が使用した食器や調理器具等も、ウイルスが付着している恐れがあります。
食器等は熱湯消毒して、ドアノブ等は次亜塩素酸ナトリウムでの拭き取りを行います。
ノロウィルスの感染経路まとめ
- ノロウイルスの感染経路は、つばや食べ物、トイレ、空気などから!
- 予防方法は、手洗いやうがい、殺菌消毒、熱湯消毒をこまめに行うこと!
ノロウイルスの感染経路は色々あり、身近な場所から感染しやすいです。
ノロウイルスにかからないために、日常生活から予防を行っていきましょう。
感染している人とは、なるべく接触しない事が大事です。
今後も生活に関する有力情報を配信していきます。