「砂肝ってどうして下処理しないといけないのかな?」
砂肝を下処理するのは、食べやすくするためです。
では、なぜ下処理しないと食べにくいのでしょうか?
ということで今回は、
- 砂肝を下処理しないとダメなのはなぜ?
- 簡単に臭みを取る方法とは?
などの疑問解決策を紹介します!
砂肝を下処理しないとダメな理由
砂肝を下処理する理由は、青白い銀色の部分の食感が良くないからです。
非常に固くて、美味しくないです。
焼き鳥屋さんで食べる砂肝は、下処理を行われているものが一般的です。
お店で下処理をしないで出してしまうと、固くて食べづらいです。
焼いたり、炒めたり、揚げ物にしたりする等の調理方法によっては、下処理を行った方が良い意見が多いです。
子供や高齢者が食べる場合は、柔らかい方が良いため、下処理を行う方が親切です。
砂肝の下処理方法
下処理方法は、2パターンあります。
まず、1パターン目は、砂肝を流水で綺麗に洗います。
その後、キッチンペーパーを使って、水気をしっかりと拭き取ります。
基本的に砂肝は、折り畳まれた状態になっているため、真ん中で切り落とします。
真ん中からズレると、少し面倒になるため注意が必要です。
切り落とすとそれぞれに青白い銀色の皮のような部分が見つかります。
この部分を全てカットしましょう。
切り方は、色が変わっている部分を薄くそぐようにカットして、竹串等を使って剥がすように取る事も出来ます。
この方法が、無駄に赤身の部分までカットをしないで済みます。
最後に食べやすいように、火が通りやすいようにカットして大きさを整えて調理に使います。
そして、2パターン目は、包丁を使った下処理方法です。
包丁の鋭い方を白い堅い表面に、斜めに当てて剥がしていきます。
かなり野性的な方法で、手を使って行うよりは3倍も早いです。
ただし、約2%程度の砂肝が無駄になるため、これが最大の難点です。
底の部分は基本外さないで、見た目が悪く飛び出ている部分は包丁でカットしておきます。
身を無駄にしないで、とても綺麗になります。
砂肝の臭みを簡単に取る方法
臭みを簡単に取るには、牛乳が必要です。
下処理が出来たら、牛乳で揉んでから30分程牛乳に浸けておきます。
牛乳に浸けると、臭みを取る事が出来ます。
牛乳で浸した後は、水で洗ってお酒を少量振っておきましょう。
焼く時に、ニンニクを一緒に炒めたり、生姜醤油で和えたりして食べる方法があります。
臭みが気になる場合は、一度試しましょう。
砂肝の下処理はしなくても良い?
砂肝を下処理しないのは、煮物にする場合等です。
煮る事で若干柔らかくなるため、下処理を行わないようにします。
少し硬いですが、コリコリして美味しいです。
反対に、下処理をしない方が硬くて良いという人もいます。
また、白い部分にはコラーゲンが沢山含まれています。
そのまま食べると、美肌効果が期待出来ます。
その他、亜鉛や鉄分、ビタミンB12、ビタミンK等も砂肝に含まれています。
女性に嬉しい栄養素が、豊富です。
貧血予防や骨形成だけでなく、皮膚やホルモンの再生を促す役割があります。
下処理を行わないで柔らかくしたい場合は、お酢で煮たり圧力鍋で煮ると柔らかく仕上がります。
砂肝の下処理まとめ
- 砂肝を下処理しないとダメな理由は、硬くて食べにくくなるから!
- 簡単に臭みを取る方法は、牛乳で揉んだ後に牛乳の中に30分間浸す!
砂肝の下処理は、食べる人の硬さの好みにより、絶対に行う必要はありません。
また調理法によっても、下処理が不要な場合もあります。
砂肝の臭み取りは簡単に出来るため、調理をする時にはきちんと行いましょう。
臭みを取って、美味しく食べられるようにします。
今後も生活に関する有力情報を配信していきます。