「狭心症って原因不明の病気なの?」
狭心症は、これといった原因を特定するのが難しい病気です。
ただ、他の病気からの結びつきで狭心症になる可能性があります。
では、その病気とは何なのでしょうか?
ということで今回は、
- 狭心症は原因不明の病気?
- 症状別に対策方法は?
などの疑問解決策を紹介します!
狭心症は原因不明の病気?
精密検査でも所見がなく、診断が非常に難しいです。
症状があまり分からず、心電図や心臓カテーテル検査等の精密検査でも異常が発見されにくいです。
診断が難しいため病気が確認されるまでは、気のせいや神経質と誤解される場合もあります。
そのため、患者が狭心症の症状に長く悩む事が多いです。
病気の原因が分からない事で、うつ病状になる事もあります。
これがきっかけになり、頻繁に病院に通うようになる人もいます。
この事から、増々診断が難しくなります。
狭心症になる他の原因
高血圧は、高い血管にダメージを与えて、動脈硬化を促進します。
血圧が高いと血管に必要以上に圧力がかかっていて傷みやすく、圧力が高まると血液による摩擦も大きくなりダメージを受ける事があります。
糖尿病は、インスリンというホルモンが大きく影響していて、人間の体は食事で吸収をした糖質ブドウ糖を分解して吸収して筋肉や脳等を動かすエネルギーとして使用します。
このブドウ糖を細胞や筋肉に取り込む時に、使い切れなかったブドウ糖を肝臓でグリコーゲンに合成して蓄えたり脂肪細胞に取り込んで脂肪として蓄える時にインスリンが働きます。
また、食後に上がった血糖値を正常に戻すのにも、インスリンが働きます。
この状態が続いていると、インスリンを分泌する膵臓が疲れてインスリンが十分に分泌されなくなります。
インスリン不足になって血糖値が高くなると、血液中で糖タンパク質と結びついて異常現象が起こります。
血管もたんぱく質で出来ているため、この作用から血管の内壁が傷付けられてが起こります。
動脈硬化になると、狭心症に繋がりやすくなります。
狭心症の症状って何が出るの?
狭心症の発作で胸が痛む時には、ほとんどは胸の中央からみぞおちにかけての広い範囲に起こります。
痛みは、胸全体に現れて、指でここが痛むと言える狭い範囲ではなくて手のひらを使って表現するような広さです。
圧迫されていたり、息が詰まるようだったり、締め付けられるようだったりする痛み方をして、手のひらよりも広い範囲に現れます。
狭心症は、心臓の病気であるため、痛みが出るのは心臓だけだと思われます。
しかし胸だけではなく、胸よりも左腕や左肩やみぞおちや顎や歯等に強い痛みを感じる事もあります。
この痛みは、放散痛と言い、脳が痛みを心臓の痛みであると捉えられずに他の場所の痛みであると勘違いをして起こります。
発作は長くは続かずに、通常は5分以内で長くても10分程まります度で治。
短いと数分で治まる事があり、ただし10秒以下の瞬間的な痛みではないです。
症状別の対策方法
発作が起きたら、安静にする事が先決です。
運動を行っている場合は、直ちに中止をして椅子に座るかしゃがむようにします。
呼吸を楽にするために、シャツのボタンを外したり緩めたりします。
安静にしていても治まらない場合は、薬を服用します。
胸が痛んだりしたら、比較的軽い部類になるため薬の服用は必要ないです。
座って安静にしていれば、徐々に痛みは治まっていきます。
放散痛の場合は狭心症になっている事が分からない場合があるため、医療機関を受診するようにします。
そこで狭心症であるかそうでないかが分かり、狭心症であれば治療を進めていきます。
狭心症は原因不明の病気まとめ
- 狭心症は、原因不明の病気で診断しても発見が難しい場合がある!
- 症状別の対策方法では、発作が起きたら、安静にする事が先決!
など分かりました。
狭心症は、原因不明ですが、動脈硬化や糖尿病などの方は、発症しやすくなる恐れがあります。
胸が苦しい時は、安静にして落ち着いたら病院へ行きましょう。
今後も生活に関する有力情報を配信していきます。