「しじみってどのように冷凍保存するの?」
しじみの冷凍保存は、事前に砂抜きをしておく必要があります。
では、その方法や保存期限はどれくらい持つのでしょうか?
ということで今回は、
- しじみは冷凍保存方法や期限はどのくらい?
- 味噌汁にはそのまま入れていいの?
などの疑問解決策を紹介します!
目次
しじみの冷凍保存方法
冷凍する前に、しじみを洗って、砂抜きします。
砂抜きが終わったしじみの水気をキッチンペーパーで拭き取り、ジッパー袋に小分けにして空気を抜いて入れます。
大きく口を開けているしじみは、食べられない可能性が高いため取り除きます。
小分けにする時には、味噌汁一回分等に使いやすい分量にすると便利です。
なるべく平らにして、冷凍庫に入れます。
それと、砂抜きを短時間で効率的にできる方法を以下の記事で紹介してますので、良ければご覧下さい。
しじみの冷凍保存期限はどのくらい?
冷凍したしじみの賞味期限は、約1か月です。
冷蔵保存より長くなり、その期間を過ぎたら直ぐに食べられなくなる事はないため、安心して大丈夫です。
しかし、長く冷凍すると風味が落ちてしまうため出来るだけ早く食べるようにします。
味噌汁には冷凍のしじみをそのまま入れていいの?
冷凍したしじみを味噌汁に使う時は、解凍しないでそのまま入れる事は出来ます。
水からしじみを入れると口が開かなくなるため、水を沸騰させて熱くしてから入れるようにします。
冷凍しじみの味噌汁の作り方は、鍋に味噌汁の分量のお湯を沸かします。
熱湯になっていれば大丈夫です。
そこから、弱火にして出汁と味噌で先に味を付けます。
冷凍のしじみを鍋に入れて、しじみの口が全部開いたら火を止めます。
途中でお玉でかき混ぜると、しじみの身が殻から外れてしまうため、あまり触れないで見守ります。
口が開いていなかったら、しじみが傷んでいる可能性があるため、取り除いて食べないようにします。
しじみの解凍方法
冷凍したしじみは解凍しないでそのまま使うようにしましょう。
特に、貝類は塩水や茹で汁ごと冷凍するのが基本とされています。
直接鍋に入れて加熱をしていくようにして、プラスチック容器で冷凍保存をした場合は少し外側が溶け出した所でゆっくりと外すと問題がないです。
袋で冷凍した場合は取り出しにくい事があり、このような場合は取り出せる程度に表面が解凍されるまで待ちます。
しじみを冷凍保存するメリットやデメリット
しじみを冷凍保存するメリットは、肝機能向上や新陳代謝促進に効果のあるオルニチンの量が8倍増えます。
マイナス2度までは、オルニチンの量は変わりませんが、マイナス4度になるとオルニチンの量が急上昇します。
ただし、それ以上の低い温度になると、オルニチンの量は徐々に減少していきます。
冷凍保存をすると、しじみの細胞内の水分が膨張して細胞が壊れて調理をした時に細胞内の旨味成分が出やすくなります。
それと、デメリットもあります。
しじみを冷凍するデメリットは、ぷりぷりとした弾力が失われてしまうことです。
炊き込みご飯や蒸し料理等食感を楽しみたい料理を作る時には、冷凍したしじみは向かないです。
冷凍庫ではなく冷蔵庫に保管するとしじみはどうなるの?
しじみは生ものであるため、他の食品と違い劣化が早くなる傾向があります。
餌がない状態であるため、少しずつ身が痩せていきます。
早めに食べるのが理想で、冷蔵で保存出来る期間の目安は夏場は3日以内でそれ以外の季節は1週間程度です。
しじみの冷凍保存まとめ
- しじみは冷凍保存方法は、砂抜きして、水気を拭き取り、ジッパー袋に小分けにして空気を抜いて冷凍保存する!
- 冷凍した場合の賞味期限は、1ヶ月程度!
- 味噌汁には、冷凍したしじみをそのまま入れてOK!
しじみは冷凍保存する事が出来て、冷凍保存をすると長持ちします。
解凍する時には、味噌汁等にそのまま入れて大丈夫です。
冷凍すると栄養や旨みがアップするため、食べ切れない場合は冷凍するのがおすすめです。
今後も生活に関する有力情報を配信していきます。