「胡椒の塩分はどれぐらい入っているの?」
胡椒の塩分は、意外と少ないです。
では、具体的にどれくらいの塩を含まれているのでしょうか?
ということで今回は、
- 胡椒の塩分量はどれくらい?
- カロリーや栄養成分は?
などの疑問解決策を紹介します!
胡椒の塩分量一覧
胡椒には種類があり、種類によって塩分が変わります。
小さじ一杯に含まれている塩分量は、以下をご覧下さい。
- 白コショウ 0.08㎎
- 黒コショウ 1.3㎎
- テーブル胡椒 0.7㎎
- 柚子胡椒 198㎎
になっています。
柚子胡椒が、ダントツの塩分量ですね。
塩分過多になるまで、胡椒をかけようと思うと相当な量を消費しないといけない計算になります。
テーブル胡椒として販売されているものの中には、胡椒と塩を合わせたものがあります。
調理中に塩胡椒で下味を付ける時に、塩を振ってから更に味付きの塩こしょうを振ると塩分が増してしまいます。
このため、加減に注意をしましょう。
胡椒のカロリー一覧
小さじ一杯のカロリーは、以下をご覧下さい。
- 白コショウ 7kcal
- 黒コショウ 7kcal
- テーブル胡椒 5kcal
- 柚子胡椒 3kcal
になっています。
カロリーは、どの胡椒でもほとんど変わらないです。
胡椒の栄養成分
栄養成分は、以下をご覧下さい。
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ナイアシン
- リン
- カリウム
- ミネラル
- マグネシウム
- β-カロテン
など豊富に含まれています!
それぞれ具体的に説明します。
胡椒には、糖質の代謝を助けてエネルギーを作り出して疲労回復に役立つビタミンB1が含まれています。
また、細胞の新陳代謝を促進して皮膚や粘膜の機能維持や成長に役立つビタミンB2も入っています。
他には、皮膚や粘膜の健康維持をサポートしたり脳神経を正常に働かせてくれるのに役立つナイアシン、骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカリウムやリンやマグネシウム等が豊富に含まれています。
カリウムも多いため、披露回復や利尿作用や高血圧の予防に役立ちます。
また機能性のある栄養としてカロテノイドの一種のβ-カロテンや辛味成分であるピぺリンを多く含んでいるため、強力な抗酸化作用を期待出来ます。
胡椒をかけ過ぎた場合の対処法
料理の途中で入れ過ぎた場合は、スープでは底に胡椒が沈殿した頃を見計らって卵の白身を入れて混ぜないで煮ると、白身と一緒に固まります。
パスタでは、無塩バターやクリームを足すと味がまろやかになり、脂肪分には辛さを抑制する働きがあります。
食べる直前でかけ過ぎた場合は、トマトやきゅうり等を食べて体内に水分を補うようにすると少しは体の火照りを緩和出来ます。
塩分を控えるコツ
徐々に薄味に、慣れていく事が大切です。
いきなり量を減らすと、料理が味気ない感じがしてストレスが蓄積して逆効果になる場合もあります。
しかし少量の減塩であれば、それほど苦にはならないです。
それを続けていくと、舌が薄味に慣れてくるため今までの味付けが濃く感じるようになります。
含まれている塩分量を確認して、減らす方法を考えます。
普段食べているものの塩分量を把握することが大事です。
例えば、ラーメンではスープに塩分が多いため半分残したりして少し工夫するとある程度減らしていけます。
塩の代わりになるものを上手に活用する事で、例えば出汁を濃厚に取るとその分塩分を減らせます。
また、酢やレモン等の柑橘類の酸味やヨーグルトの酸味やカレーや胡椒やワサビ等の香辛料は、塩分は含まれていないため辛みや酸味でメリハリを付けると食べた時に満足度が違ってきます。
汁物は具沢山にして、ラーメンのスープは全部飲まないで残しましょう。
胡椒の塩分量まとめ
- 胡椒の塩分量は、0.08㎎~198mg!
- カロリーは、3kcal~7kcalで、どの胡椒もほとんど変わらない!
- 栄養成分は、ビタミンB1やB2、ナイアシン、リン、カリウム、ミネラル、マグネシウム、β-カロテンなど!
胡椒は、柚子胡椒以外はそこまで塩分量が多くない事がわかりました。
ただ、塩分量が少なくても、ラーメンのスープを全部飲むのは良くありません。
舌の感覚を徐々に薄味に慣らしていきながら、塩分過多にならないよう気をつけましょう。
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