「舞茸で血糖値を改善できるって本当？」
舞茸を食べると血糖値が下がると言われています。
でも、なぜ舞茸を食べるだけで血糖値が下がるのでしょうか？
ということで今回は、
- 舞茸の効果で血糖値を改善できる理由は？
- お肉と合わせた舞茸料理とは？
などの疑問解決策を紹介します!
舞茸の糖尿病改善効果について
舞茸で、糖尿病は改善できると言われています。
その根拠は、以下をご覧下さい。
2型糖尿病のラットに、マイタケαグルカンを摂取させたところ空腹時血糖や体重が減少した。
これは、マイタケαグルカンのインスリン抵抗性やインスリン分泌能を改善する働きによるものと考えられる
出典：https://style.nikkei.com
舞茸に含まれるマイタケαグルカンという物質が、血糖値を下げる事から、糖尿病改善に役立っているようです。
その他、舞茸には特有の多糖体であるβ-グルカンは、がんに有効で舞茸のMを付けてMD-フラクションと呼ばれています。
免疫機能を調整や強化したり、腫瘍の増殖を防止する働きに優れています。
免疫力を高める事で、風邪をひきにくくしたり、治りを早くしたりします。
舞茸には、不溶性の食物繊維も豊富で、腸内の環境を整えてくれて便秘を改善してくれます。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けてくれます。
舞茸の栄養成分
舞茸には、エネルギーを産生する栄養素を体内で代謝するために必要となるビタミンB群の含有量が高いです。
食物繊維の一種であるグルカンを多く含んでいて、きのこ類全般に含まれているが舞茸は中でも優れた供給源です。
紫外線に当たると、ビタミンDに変化するエルゴステロールも、含んでいます。
他には、カリウムや亜鉛等のミネラルや、ナイアシンや多糖類が含まれています。
お肉とあわせた調理法
舞茸には、プロアテーゼが含まれていて、タンパク質を柔らかくする酵素です。
舞茸をみじん切りにして水分を加えて、調味前の肉にまぶしておくと驚く程柔らかくなります。
安いお肉でも柔らかくする事が出来て、どのお肉でも使える方法です。
舞茸のダイエット効果
舞茸のダイエットでは、普段の食事に1日30～50g加えて、食べるだけです。
30～50gの舞茸は、一般的に売られている1パックの半分です。
ダイエット効果は、舞茸独自の成分であるMXフラクションが血中の脂肪やコレステロールの分解を促進する効果があります。
また、既に体内に蓄積されている脂肪も分解して、基礎代謝を上げて脂肪の付きにくい体質に改善する働きがあります。
そして、きのこ類のみが持っているキノコキトサンには、脂肪の吸収を抑制してくれます。
これらの事から、舞茸はダイエットに有効です。
舞茸の注意点
舞茸ダイエットを行う時には、舞茸を水洗いしすぎない事です。
舞茸の成分には、水溶性が多いため、水洗いをしてしまうと折角の成分が流れてしまいます。
また、舞茸の風味も損なわれてしまうため、舞茸の下ごしらえはふきん等で汚れを軽く取り除いて、石づきだけを切り取るくらいにしておきます。
成分を失わないためには、加熱時間も重要です。
舞茸の成分は、熱でも分解されやすいため、出来るだけ加熱時間を短くします。
特に、130度以上になると分解速度が速まるため、天ぷら等で高温で揚げる場合は表面を加熱して後は余熱で火を通すだけにします。
フライパンや網焼きをする時も、必要以上に加熱しないように十分に気を付けます。
舞茸の成分を丸ごと得るために、スープや鍋に入れたりすると溶け出した成分も摂取出来ます。
舞茸効果まとめ
- 舞茸には、血糖値を下げるマイタケαグルカンという物質がある！
- 舞茸は、加熱時間を短くして炒めるのがコツ！
舞茸には沢山の栄養素があり、効果も色々あります。
舞茸をお肉とあわせて調理をすると、お肉を柔らかくする事が出来ます。
また、ダイエットに効果的であるため、毎日の食事に舞茸を使います。
上記の注意点に気を付けて、効果的に栄養素を取り入れていきます。
今後も生活に関する有力情報を配信していきます。
