「シリカゲルを子供が間違えて飲んでしまった…どうすればいいのか…」
シリカゲルをお子さんが間違えて飲んだら、大慌てですね。
では、シリカゲルを子供が誤飲した場合どう対処したら良いのでしょうか?
ということで今回は、
- シリカゲルを誤飲した場合の症状別対処法は?
- 病院には行くべきか?
などの疑問解決策を紹介します!
シリカゲルを誤飲した場合の症状
シリカゲルは少しの誤飲なら、心配はいりません。
シリカゲルによる人間の致死量は、体重1kg当たり15g以上です。
子供の体重が10kgの場合、150gになります。
袋菓子の中には、大量のシリカゲルは入っていません。
ただ、シリカゲルは袋に入っていて振ると音がするため、赤ちゃんの興味を引きやすいのです。
そのため、シリカゲルを誤飲する赤ちゃんが多くなってしまっています。
危険ではないとしても、口の中がただれたり、食道の壁に付着して炎症を起こす危険性もあります。
口の中のただれや食道の炎症が起こると、子供は痛がって泣いたりします。
また悪心や嘔吐、腹痛、下痢等の胃腸障害が現れる事もあります。
シリカゲルが、呼吸器に入ると咳や喘息を起こす可能性があります。
大量に摂取した場合のみですが、消化管異物として潰瘍や閉塞、狭窄を起こす恐れもあります。
効果的な対処法
少量を誤飲した場合は、自宅で様子を見ましょう。
口の中にシリカゲルが残っているか確認して見つけたら、全て手で出してうがいをさせましょう。
子供が誤飲した場合、大人が慌てるとパニックになり兼ねないため、落ち着いて対応を行います。
致死量を誤飲する事は、現実的には考えにくいです。
消化管粘膜に付着した場合の脱水作用を考慮して、なるべく沢山水か牛乳を飲ませて吐かないで様子を観察します。
しっかりと口の中を見て、子供の場合は変化がないか見ます。
牛乳を飲ませるのは、胃酸を弱めて毒物の働きを弱めてくれる作用があるためです。
吐かせてしまうと、再び食道や気管に損傷を与える事になるため、吐かせてはいけないです。
病院にすぐ行った方がいいの?
袋菓子の中に入っているシリカゲルの量では、誤飲をして症状が現れても直ぐに落ち着いてきます。
そのため、直ぐに病院に行く必要はありません。
ただし、子供の口の中の痛みが酷かったりした場合は、病院を受診しましょう。
また、子供が誤飲をした場合、子供の口の中で炎症が起きる場合があります。
すると、痛がって、激しく泣いたりして明らかに様子がおかしいはずです。
その時に、すぐ病院に連れていくのが一番です。
誤飲をしたシリカゲルが残っている場合は、医師に必ず見せましょう。
異物として、処置を行ってもらえます。
炎症を抑える薬を処方してもらえる場合があり、子供が痛がっていたら早めに病院に連れて行きます。
病院ではシリカゲルを誤飲した事を伝えて、医師の指示を仰ぎます。
シリカゲル誤飲まとめ
- シリカゲルを誤飲した場合の症状別対処法は、少量の誤飲なら水や牛乳を飲んで様子を見る!
- 不安なら、少量のシリカゲルの誤飲でも病院へ行く!
- 痛がって泣かなくても、病院へ行く!
シリカゲルは他の乾燥剤に比べると、ほとんど誤飲をしても問題はないです。
しかし、稀に症状が現れて酷くなる事もあるため、子供には手の届かない場所に置いておかないように気を付けます。
シリカゲルの見た目から、興味本位で触りたがり口の中に入れてしまう事があります。
万が一の事を考えて、誤飲をしないように対策をしておきます。
個人的には、すぐ病院へ連れて行くのが懸命だと思います。
自分の子供が異物を誤飲したら、誰だって不安になります。
危険がないとか命に別状がなくても、すぐ病院へ行って診断してもらいましょう。
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