「卵の賞味期限が切れた…いつぐらいまでなら使えるの?」
卵の賞味期限が切れても、慌てることはないです。
では、賞味期限切れの卵はいつまでなら使えるのでしょうか?
ということで今回は、
- 卵の賞味期限切れはいつまで使える?
- 賞味期限切れの卵は、生と茹でるのどちらがいいの?
などの疑問解決策を紹介します!
卵の賞味期限切れはいつまで使える?
卵の保存状態と、温度により異なります。
安全を考えると、賞味期限後から1週間程度を目安にして卵を割って判断してから使うと良いです。
黄身が崩れていたり、白身の色が変わっていたら、傷んでいる可能性が高いため、廃棄しましょう。
卵の殻にヒビが入ってしまったり、卵が濡れた状態のまま保存されたりしていると、賞味期限内であってもサルモネラ菌が発生してしまうため、通常よりも早く卵が傷みます。
賞味期限切れの卵は生で食べるのとゆで卵どっちがいい?
賞味期限切れの生卵は、サルモネラ菌が増えます。
ただ、加熱処理をすると菌は死滅して、安心して食べる事が出来ます。
生の状態である場合は、購入してから1か月くらいは持ちます。
これは、殻が割れていない状態で、冷蔵庫で保存している場合の事です。
卵は加熱すると、賞味期限が長くなると考えて、ゆで卵にする人がいます。
しかし、注意が必要で、卵は熱を加えると菌と戦ってくれる酵素の働きがなくなってしまいます。
菌が死滅しにくくなり、腐りやすくなるのです。
半熟や殻を剥いたゆで卵や、殻にヒビのあるゆで卵は、当日に食べましょう。
ヒビがなくても、冷蔵庫で保管しているゆで卵は、3~4日以内に食べる方が良いです。
このように、生と茹で卵では賞味期限が切れたら生で食べる方が良いです。
賞味期限切れの卵でも絶対に食べてはいけない卵
絶対に食べてはいけないのは、卵が腐っている場合です。
腐っているのを見分けるには、卵が水に浮くか異臭がするか、割っただけで崩れるかなどの場合です。
古い卵は、水分が蒸発して、その分空気を取り込んでいるため、新鮮な卵に比べると軽いです。
腐っている卵は、硫化水素の強い臭いがします。
分かりやすく言うと、温泉が湧き出している場所や火山の噴火口等で臭う硫黄の何倍もの濃い臭いがします。
綺麗に割って、外に出しただけでも、黄身が崩れてしたまった場合も腐っている可能性が高いです。
雑菌により卵が腐ると、卵の細胞膜が破壊されるため、僅かな衝撃でも黄身が崩れます。
ただし、割る時に殻で黄身を傷付ける事があるため、卵が腐っていないか確認する場合は、丁寧に殻を割りましょう。
卵を加熱をすると殺菌は出来ますが、卵全体にきちんと火が通っていないと、菌が生き残っている可能性があります。
半熟状態ではリスクが高いため、賞味期限が切れている卵で半熟の卵焼きや親子丼、温泉卵やとろとろのオムレツ等を作るのは避けた方が良いです。
賞味期限が過ぎた卵で、親子丼やオムレツ等を作る場合は、しっかりと火を通して半熟状態にしない事です。
また、殻にヒビが入っている場合は、菌が発生しているため、賞味期限が過ぎていたら食べてはいけないです。
卵の賞味期限切れまとめ
- 卵の賞味期限切れは、1週間程度は使えるが、保存状態により変わる!
- 賞味期限切れの卵は、茹でるよりも生で食べたほうが良いが保存状態に良い場合に限る!
卵の賞味期限は、多少は切れていても食べる事が出来ます。
しかし、ゆで卵の場合は、賞味期限が切れたら食べない方が良いです。
また、卵が半熟であるとサルモネラ菌等が発生するため、食べると危険です。
賞味期限が切れたら、しっかりと加熱をしてから食べるようにします。
今後も生活に関する有力情報を配信していきます。