「エリテマトーデスってめまいの症状も出るのかな?」
エリテマトーデスは、めまいを含む様々な症状が出ます。
では、めまい以外にはどんな症状があるのでしょうか?
平均寿命がどれぐらいなのでしょうか?
ということで今回は、
- 全身性エリテマトーデスの症状はめまいも起こる?
- 平均寿命はどれぐらいなの?
などの疑問解決方法を紹介します!
目次
全身性エリテマトーデスの症状にはめまいも起こる?
全身性エリテマトーデスの症状は、めまいも起こります。
この病気にかかると、全身の様々な臓器に炎症が起こります。
そして、炎症に伴って、めまいも起こることがあるのです。
次に、平均寿命はどうでしょうか?
平均寿命はどれぐらいなの?
昔は、数年で亡くなる人が多かったといわれています。
しかし、医療がどんどん発達してステロイドによる治療が施工された事で、生存率が上がってきました。
ただ、現在の平均寿命の正確なデータは出ていません。
理由は、全身性エリテマトーデスは、難病なのでデータを取るのが難しいのです。
ですが、現在では5年生存率が95%以上と高めです。
そのため、普段の生活を気をつけていればあまり寿命を気にさなくても良いと思います。
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発病したら寿命は縮まるのか?
寿命が縮まるとは、言い切れません。
理由は、5年生存率が高くなってきたからです。
ただ、全ての患者の寿命が5年以上あるという可能性はゼロです。
自分の寿命が縮まるのか気になった人は、病院でお医者さんに聞いてみてはいかがでしょうか?
最後に、めまい以外の症状は何があるのか見ていきましょう。
めまい以外にはどんな症状があるのか
全身性エリテマトーデスの症状については、以下をご覧下さい。
- 全身症状
- 関節症状
- 皮膚症状
- 口の症状
- 肺の症状
- 頭の症状
- 心臓の症状
- 肝臓の症状
- 消化器系の症状
- 腎臓の症状
- 脳や神経などの症状
などです。
それぞれ詳しく説明していきます。
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全身や関節の症状
38度以上の高熱症状が、1週間以上続く事があります。
人によっては、37.5度前後の微熱が2週間以上出ます。
更に、全身倦怠感や疲労なども起こります。
次に関節の症状は、手や指の関節が腫れて痛くなります。
更に、膝や肘などの関節が腫れて痛くなる場合もあります。
特徴としては、痛む場所が日によって違う点です。
皮膚や口、頭の症状
皮膚症状は、頰に赤い発疹ができます。
その他、丸く盛り上がった赤い発疹や丸く連なったディスク状の発疹が重なって出る事もあります。
特に、顔や耳・首などに多く見られます。
次に、口の症状としては口内炎が、口の奥や頰の部分にできます。
こちらは、痛みがないのが特徴です。
そして、頭の症状としては、髪の毛が抜けてしまう脱毛や円形脱毛などあります。
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肺や心臓の症状
肺の症状は、肺を覆う膜が炎症を起こします。
その他、肺の血管が詰まってしまったり、肺出血など重篤な病気を引き起こしたりする事もあります。
心臓では、心臓を覆う心外膜が炎症を起こします。
その他、心筋が炎症を起こす(心筋症)などを引き起こします。
肝臓や消化器、腎臓などの症状
肝臓では、慢性肝炎を引き起こします。
消化器では、吐き気・嘔吐・便秘・下痢・腹痛などの症状が出ます。
腎臓では、タンパク尿や血尿などといった症状が出ます。
その他、腎臓が炎症を起こすことで腎不全になり透析治療をしなければいけなる場合もあります。
脳や神経の症状
脳の症状は、うつ病やけいれん、不眠や集中力低下、頭痛などの症状が出ます。
神経では、末梢神経炎(手足の神経が炎症を起こすこと)を引き起こします。
全身性エリテマトーデスの症状は、数多くあるので、自己判断は禁物です。
いつもと違う症状が出たら、早めに病院へ行きましょう。
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全身性エリテマトーデスの症状まとめ
- 全身性エリテマトーデスの症状には、めまいもある!
- 平均寿命は、公表されていない!
- 5年生存率が、95%以上というデータが出ている!
- 寿命が縮まる可能性は、5年生存率によって極めて低いが、不安なら病院で検査を受ける事!
などです。
エリテマトーデス症状は様々にありました。
ただこれらの症状が出たとしても、素人で「全身性エリテマトーデスだ」と判断はし難いと思います。
なので、症状が長期間続く場合は、病院へ早めに行くようにしましょう。
それと、僕の記事を読んで、少しでも気になったことがありましたら、コメント頂ければと思います。
今後も健康に関する有力情報を配信していきます。