「カビキラーは、目や皮膚に危険ってどうしてなの?」
カビキラーが、目や皮膚に入った場合、大変危険です。
では、なぜ危険なのでしょうか?
ということで今回は、
- カビキラーが目や皮膚に危険って本当?
- 原因や症状別対処法とは?
などの疑問解決策を紹介します!
カビキラーが目や皮膚に危険な理由
カビキラーは、塩素系漂白剤が使用されていて、次亜化水素ナトリウムを水で薄めたものです。
塩素は、皮膚や目に対して腐食性があり、低濃度であっても鼻や喉や目に刺激を与えてしまいます。
なので、カビキラーは目や皮膚にとって大変危険になっています。
カビキラーによる症状
症状は、以下をご覧下さい。
- 気管支傷害
- 咳の発作
- 喉の痛みや腫れ
- 肺水腫
- 嗅覚障害
- 頭痛
- 息苦しい等の気分の悪さ
- 皮膚のただれや刺激
- 目への刺激
- 失明の恐れ
などあります。
カビキラーをどのくらい吸ったかによって、症状は異なります。
重大な事故になると、死に至るケースもあります。
私自身もカビキラーを大量に噴射して、お風呂の掃除を行っていた時、気分が悪くなってしまいました。
カビキラーの対処法
喉の症状や頭痛、息苦しさ等の体調が悪くなった時は、作業を止めて外に出ましょう。
そして、洗顔とうがいをして新鮮な空気を吸います。
安全な場所で窓を開けて、気分が良くなるまで休みます。
目に入った場合は、15分以上かけて流水で洗い流します。
失明する場合もあるため、必ず眼科を受診する事です。
皮膚に付いてしまった場合は、直ぐにぬめりがなくなるまで流水で洗い流します。
子供が誤って、誤飲をした場合や呼吸困難や痙攣等の危険な症状が出た場合は、早急に救急車を呼びます。
救急車が来るまでは、ガスが発生していない空気が綺麗な場所に移動します。
誤飲した場合は、無理矢理吐かせてはいけないです。
コップ1杯~2杯の水か牛乳を飲ませて、体内で中和させます。
その後、医師の診察を受けます。
塩素ガスの危険性
塩素は、酸性のものと混ざると、有毒なガスを発生させます。
塩素ガスは、刺激のある黄緑色の気体で、空気よりも重いため発生すると低い所に流れていく性質があります。
そのため、浴室内の下に流れてくるため人間の身体に付着しやすくなります。
また、中毒症状を引き起こしやすくもなるのです。
カビキラーの安全な使い方
有毒なガスの発生を予防するために、単独で使用する事です。
使用する前は、他の洗剤が残っていると危険であるため水で綺麗に洗い流して完全に乾燥させてから使います。
使用する時には、換気扇を回して窓や戸を開けます。
換気扇を回して2か所以上を開けておくと、効果的です。
身体に付かないように、使用する時にはマスクとゴーグルとゴム手袋を必ず着用します。
専用の容器を使用する事で、他のメーカーの容器に移し替えて使用すると危険です。
それは、メーカーによって商品の成分が異なるため、有害なガスが発生してしまう場合があります。
混ぜるな危険の意味
家庭用の洗剤を混ぜてしまうと、塩素ガスを発生する可能性があります。
また、水も混ぜない事です。
「混ぜるな危険」と書かれているのを無視して混ぜると重大な事故に発展してしまいます。
カビキラー危険まとめ
- カビキラーが、目や皮膚に入ると非常に危険!
- 原因は、カビキラーに含まれる塩素成分!
- 症状は、気管支や喉、目など様々にある!
- 対処法は、洗顔とうがい、新鮮な空気を吸う事や状況によっては病院へ行く!
カビキラーは使い方をきちんと守らないと、危険性が高まります。
最悪の場合、死んでしまう場合もあります。
そのため、正しい使い方を守って使うようにしましょう。
万が一、カビキラーを使用して身体に異常が現れたら、上記のような対処を直ぐに行う事です。
今後も生活に関する有力情報を配信していきます。