心不全の食事制限では何が食べられないの?1日の摂取カロリーはどれくらい?

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「心不全の食事は何を食べたらいいの?どれ位のカロリー制限が必要?」

心不全の時の食事は、普段の食事よりもかなり厳しいものになります。

カロリーも一般の人と比べると結構大変なものになるのです。

では、具体的に心不全の方はどんな食生活を送っていくのでしょうか?

ということで今回は、

  • 心不全の食事制限では何が食べられないの?
  • 1日の摂取カロリーはどれくらい?

などの疑問解決策を紹介します!

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心不全の食事制限では何が食べられないの?

食べられないものは、下記をご覧下さい。

  • 塩辛いもの
  • しょっぱいもの
  • グレープフルーツ
  • 納豆
  • 青汁
  • 緑黄色野菜

などです。

なぜ、これらの食べ物が食べてはいけないのでしょうか?

理由をそれぞれ説明します。

心不全の食事制限で、一番大事なことは「塩分を控えること」だといわれています。

例えば、塩っ辛いものを食べると、喉が乾きませんか?

その時に、一緒に水分も摂りますよね。

その理由は、塩の成分であるナトリウムが水と一緒に移動する性質を持っているからなのです。

体内のナトリウム濃度が上がると、血液中にある水分で薄めようとしたりします(循環血液量の増加)。

また、余分な塩分は腎臓でどんどん濾過されておしっことして体の外に排出されます。

それにより、血液中の水分不足となることから、水分をたくさん摂りたくなるといわれています。

では、なぜ塩分を控えたりコントロールしなければいけないのでしょうか?

塩分の過剰摂取が続くと、循環血液量が増加している状態が続きます。

ということは、心臓の筋肉(ポンプ)もフルに稼働している状態になります。

そのため、心臓に負担がかかり続けてしまうのです。

負担がかかり続けた心臓は、心不全となってしまうのです。

また、むくみ(浮腫)や息切れ、高血圧などの症状を悪化させる可能性があります。

なので、塩分を控えたりコントロールすることが大事なのです。

また、心不全と診断された患者さんは高血圧の薬やワーファリンという血液をサラサラにする薬を処方される時があります。

高血圧の薬を処方された際は、グレープフルーツを食べてはいけません。

グレープフルーツは、高血圧の薬が分解されるのを遅らせる働きがあります。

すると、薬の成分が体内に長く留まってしまいます。

薬が長時間効きすぎて必要以上の効果や副作用を起こしやすくなってしまいます。

また、ワーファリンが処方された場合は納豆や青汁、大量の緑黄色野菜の摂取が禁止されています。

これらの食材には、ビタミンKが含まれておりワーファリンの効果を弱めてしまいます。

その他にも、たくさんの種類から薬が処方されています。

心不全の患者さんでも、人それぞれ処方される薬は違ってくるので、担当の医師にしっかりと相談されることをオススメします。

では、心不全の患者さんは1日どのくらいカロリーを摂取しても良いのでしょうか?

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1日の摂取カロリーはどれくらい?

心不全の患者さんの摂取カロリーは、人によってそれぞれ身長や体重が違うので変わってきます。

1日の適正エネルギー(摂取カロリー)は、以下の方法で計算することができます。

1日の適正エネルギー(kcal)=標準体重(kg)×身体活動量(kcal/kg)

* 標準体重=身長×身長×22

* 身体活動量

身体活動量

活動の目安

25〜30

軽い仕事(デッスクワーク・主婦)

30〜35

中等度の仕事(立ち仕事や外回りが多い職業)

35〜40

重い仕事(力仕事の多い職業)

上記の計算をすれば、大体のカロリー摂取量を導き出せます。

ただ、重症の心不全やうっ血性心不全の方は、1日の摂取カロリーが1000~1200kcal程度に留めた方がいいと言われています。

計算式に頼りすぎず、自分の正確な摂取カロリーはいくらなのかを詳しく知りたい場合は、医師との相談が必要です。

そして、自分の適正なカロリーを知り、守ることが大事です。

塩分制限と水分制限について

心不全の患者さんは、1日の塩分摂取量が6.0g/日未満(小さじ1と1/5程度)を基準としています。

ちなみに、日本人の成人では、1日の塩分摂取は量は10〜15グラムとされています。

2015年4月に改定された厚生労働省発表のナトリウム(食塩摂取量)の目標量は、男性で8.0g/日未満、女性で7.0g/日未満となっています。

ということは、普通の人でも塩分を摂りすぎていることが分かりますね。

でも、意外と自分が食べているものってどのくらい塩分が入っているのかわかりませんよね?

一般的に、ラーメン1杯で塩分6g、天ぷらそば・月見そば1杯で塩分6g入っているといわれています。

普段、何気なく使っている調味料にも塩分は含まれています。

薄口醤油大さじ1で塩分2.9g、信州味噌は大さじ1で2.4g、ケチャップは大さじ1で0.5g入っているといわれています。

意外と塩分の多い食べ物や調味料が私たちの周りにたくさんあるんですね。

中々、1日6.0未満は大変ですよね。

減塩のポイントは、塩分を多く含む食品は1日1品にすることです。

もしくは、1回以下の摂取にする事やラーメンやうどんの汁は残すことの心がけが大事です。

また、醤油やソースは「かける」よりも「つける」と心がけることも大切です。

続いて水分制限ですが、少ない人では1日500-600ml程度の水分摂取となる場合があります。

ただ制限される量は、心不全の重症度や年齢・体格などによっても異なってきます。

そのため、体に入れる水の量に非常に気をつけなければいけないこともあるのです。

水分摂取を言い渡されてはいないけど、今後のために気をつけたい人は「2、3口飲んで少し休む」という方法を試してみてはいかがでしょうか?

体全体が乾いているのではなく、喉だけが乾いている場合であれば2、3口で十分なこともありますよ。

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心不全の食事制限まとめ

  • 心不全の人が、食べられないのものは塩辛いものやグレープフルーツ、納豆、青汁など!
  • 1日の摂取カロリーは、性別や体格によってそれぞれ違う!
  • 重症の心不全の場合やうっ血性心不全の場合は、1000~1200kcal!

心不全の方の食事は、食事制限やカロリー制限を気をつける事が分かりました。

どうしても食べたくなる時もあると思いますが、心不全の病気を悪化させたり再発させたりしないために、医師の指示に従って自分の体を守りましょう。

それと、僕の記事を読んで、少しでも気になったことがありましたら、コメント頂ければと思います。

今後も健康に関する有力情報を配信していきます。

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