「牛乳って本当に危険なの?証拠はあるのかな?」
体にいいと言われている牛乳ですが、その反面、危険だとも言われているのを知っていますか?
今回は、牛乳が本当に危険なのか?ホルモン剤との関係性などの疑問解決策を紹介します!
牛乳危険説の根拠
では、なぜ牛乳が危険だと言われているのでしょうか?
その理由は、下記をご覧下さい。
- 日本人に牛乳は、合わないから
- 牛乳は、そもそも牛の赤ちゃんが飲むもの
- 牛乳を飲むと骨が弱くなる
- ホルモン剤や抗生物質などが牛乳に含有している可能性がある
などですね。
それぞれ、説明していきます。
1つ目は、日本人には合わないものだからです。
牛乳を飲むと、お腹が痛くなったり、お腹を下したりすることはありませんか?
このような状態のことを乳糖不耐症といいます。
もともと、アジア人(特に日本人)は牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が少ないと言われています。
そのため、牛乳は日本人に合わなく欧米人が飲むものと言われてきました。
2つ目は、牛乳は牛の赤ちゃんが飲むものだからです。
人間の赤ちゃんは、お母さんの母乳を飲みますよね?
この母乳は、お母さんの血液から作られるものです。
ということは、牛乳は牛の赤ちゃんが飲む血液だと言えます。
牛の赤ちゃんが飲むものを人間が飲むと、たくさんの量の牛のタンパク質を体内に取り込んでしまいます。
この行為がアレルゲンとなり、アトピー性皮膚炎や乳がんの原因になるとも言われています。
3つ目は、牛乳を飲むと骨が弱くなるからです。
普通、骨を強くするために牛乳を飲んでいませんか?
戦争前の牛乳を飲んでいなかった時は「骨粗鬆症」という病気はほとんどありませんでした。
牛乳を飲むと、アジア人にとって消化吸収されにくいカルシウムが尿として出てしまうそうです。
つまり、牛乳を飲むとカルシウムを摂取している気持ちになりますが、実はほとんど吸収できていないのです。
牛乳を飲めばカルシウムがたくさん摂れ、骨が強くなるという考えは牛乳を売りたいメーカーさんによって作られたみたいです。
4つ目の理由は、次の章で紹介します。
牛乳危険説の原因はホルモン剤?
牛乳が危険と言われている4つ目の理由は、ホルモン剤と抗生物質だらけだからです。
少し前の時代の牛乳ならまだしも、現在出回っている牛乳はホルモン剤と抗生物質だらけと言われています。
牛から、効率的に牛乳を絞りたいため大量にホルモン剤を投与したり病気にならないようにいろいろな抗生物質を投与しています。
以上のことから、牛乳は危険だと言われているのです。
ここまで説明してきた内容を総括すると、牛乳を飲むのをやめてしまいそうですよね。
しかし、その反面「実は、体にいい」とも言われています。
そのことについて次の章で説明していきますね。
牛乳は実は体にいい?
牛乳は体に悪いと言われている反面、いい面もあるんです。
その理由は、下記をご覧下さい。
- 必要な栄養素が牛乳に含まれている
- 乳糖の重要性
- 豊富なビタミン
- 様々な身体の改善効果
- 尿酸値を下げる
といったいい面があります。
それぞれ具体的に、説明します。
1つ目は、人間が必要とされるほとんどの栄養素が含まれているからです。
牛乳は、約87.4%が水分でタンパク質が約3.3%、脂肪が約3.9%、残りがビタミンとミネラルなどからできています。
なので、健康を支える大切な飲み物として体にいいと言われています。
2つ目は、乳糖が入っているからです。
牛乳を飲む際に、甘みを感じますよね?
それは、牛乳に乳糖が入っているからです。
乳糖は乳幼児にとって、発育過程で大切な栄養素なのです。
また、身体を支えるエネルギー源として人間の脳や神経の発達に必要なものとなります。
そして、カルシウムや鉄分の吸収を促進したり、体温の維持や腸内の乳酸菌の管理をしたりもしています。
乳酸菌を適正に管理することで便秘にも効果があると言われています。
3つ目は、たくさんのビタミンが含まれているからです。
牛乳には、たくさんのビタミンが含まれており手軽に飲めるためビタミンの補給に役立ちます。
4つ目は、肩こり・胃痛・胸やけ・貧血・風邪・不眠などに改善効果があると言われているからです。
そのほかにも、目の健康や老化防止、エネルギー代謝、疲労回復といった効果もあると言われています。
5つ目は、痛風の原因とされている尿酸値が下がると言われているからです。
牛乳の中に含まれている「カゼイン」という成分が尿酸値を下げてくれます。
胃腸で分解されたカゼインは「アラニン」という成分に変化します。
アラニンには腎臓の働きを助ける効果があると言われ尿酸が体の外に出やすくなります。
このことにより尿酸値が下がると言われています。
以上が、牛乳が体にいいと言われている理由です。
牛乳の飲みすぎはお腹を下したり乳糖が血糖値やコレステロール値をあげるため体に悪いと言われます。
しかし、飲みすぎなければ体にいい飲み物なのです。
では、牛乳以外でカルシウムの摂取方法はないのでしょうか?
牛乳以外でのカルシウム摂取方法
牛乳以外でも、カルシウムを摂取する方法はあります。
その食品は、下記をご覧下さい。
- 種実類
- 大豆や加工食品
- 魚介類
- 緑黄色野菜
などです。
では、具体的な食品を説明します。
種実類では、アーモンドやゴマにカルシウムが多く含まれています。
ゴマは、皮をむくとカルシウムが減るため皮付きのものを使うのが良いでしょう。
大豆や大豆加工食品では、豆腐や厚揚げ、納豆、味噌がおすすめです。
魚介類では、イワシ・ワカサギ・ししゃもといった骨ごと食べられる魚にカルシウムが多く含まれています。
また魚以外では、カキやハマグリ、桜えびなどがおすすめです。
緑黄色野菜では、小松菜・ケール・菜の花・ブロッコリー・チンゲンサイ・モロヘイヤ・パセリなどに多く含まれています。
以上が、牛乳以外でカルシウムを摂取できる食べ物になります。
牛乳が苦手な人などは、このような食べ物を活用してみてはいかがでしょうか?
牛乳危険説まとめ
- 牛乳危険説の根拠は、乳糖不耐症や骨が弱くなると言われているから!
- 牛乳危険説の原因のホルモン剤は、牛の乳搾りを効率的に行うために投与されている!
- 牛乳以外でカルシウムを摂取する食べ物は、種実類・大豆や加工食品・魚介類・緑黄色野菜など!
牛乳は、危険と言われますが、飲み過ぎなければ多くの効果があることが分かりましたね。
なので、ネット上や本で騒がれているといっても、それを鵜呑みにして全く牛乳を飲まないというのは、勿体無いです。
上手に牛乳を飲んで栄養補給をしましょう。
それと、僕の記事を読んで、少しでも気になったことがありましたら、コメント頂ければと思います。
今後も健康に関する有力情報を配信していきます。