「認知症の症状には、種類があるって本当かな?」
認知症の症状には、種類があります。
では、具体的に認知症の症状は何種類あるのでしょうか?
そして、症状の特徴や進行スピードはどう違うのでしょうか?
今回は、認知症の種類や特徴、進行スピードなどの疑問解決策を紹介します!
認知症の症状には種類がある?~一覧表~
症状の種類には、アルツハイマー型認知症、脳血管型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症など4つが挙げられます。
詳細は、一覧表をご覧下さい。
出典:http://tougouiryou-fukudaclinic.com
一覧表を参考に、解説します。
アルツハイマー型認知症と脳血管型認知症は、脳の変化は違いますが、初期症状が同じです。
特徴的なのは、レビー小体型認知症に関しては物忘れ症状ではなく、幻覚症状やうつ症状になることです。
そして、前頭側頭型認知症に関しては、お店の品物を持ち去る行為があるため、目を離せないですね。
全体的に見ると、ダメージを負った脳の部位によって種類が分かれています。
ダメージを負った部分に応じて、出てくる症状が変化して、その後の進行も変わってくるということです。
認知症の特徴
認知症の特徴は、中核症状と周辺症状があります。
まず、中核症状から説明します。
中核症状とは、理解力や判断力が衰え、何かを実行することも困難になったることです。
また、言葉を話すことが出来なくなったり、認識出来なくなったりも見られます。
これは、脳の神経細胞が破壊されることが原因で出てくる症状です。
特に、直前に起きたことも忘れるような症状がよく見られます。
ですが、一方で昔の古い記憶はよく残っていることが多いのが特徴です。
ただ、症状が進行するとともに、忘れていくことがほとんどです。
また、論理的な思考ができなくなり、判断力が低下します。
そして、時間や場所、人の名前など分からなくなることも特徴的です。
次に、周辺症状を説明します。
周辺症状は、不安や抑うつ、妄想、睡眠障害、暴力暴言、徘徊等の症状が出ます。
また、脳の障害がきっかけで、その人の性格や環境、人間環境が変化して発症します。
症状は、人によって様々で接する人や日時等、周りの環境によって大きく異なります。
認知症の進行スピード
認知症の進行スピードですが、これは個人によって様々です。
ゆっくり進行していく人もいれば、急にどんどん進行していく人もいます。
このスピードの差は、遅くすることは出来ないのでしょうか?
認知症は、日常的な工夫や予防を沢山行うことで、進行スピードを遅くすることが可能です。
そして、本人の努力だけでなく、それをサポートする周囲の働きかけも重要になります。
それにより、認知症を予防するだけでなく、劇的に進行を遅らせる要因になるのです。
認知症の症状と種類まとめ
- 認知症には、アルツハイマー型認知症、脳血管型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症など4つの種類がある!
- 認知症の特徴は、中核症状と周辺症状の2つがある!
- 認知症の進行スピードは、個人によって異なる!
- 認知症の人の進行を遅らせるための努力とまわりのサポートによって、変化出来る!
など分かりました。
もしも、身の回りの人が認知症にかかってしまったら、病院に行かせてあげましょう。
そして、周囲の人もその病気とどう向き合っていくか、どう対処していくのかを一緒に考え、実行していくことが認知症と付き合っていく上で大事だと思います。
それと、僕の記事を読んで、少しでも気になったことがありましたら、コメント頂ければと思います。
今後も健康に関する有力情報を配信していきます。