「なんか急にお腹が痛いぞ?さっき食べたおにぎりが酸っぱかったからかな?」
食後すぐに、お腹を壊してしまうと、食中毒かどうかが気になりますよね…
僕もちょっと傷んだ食品を食べた時、「まぁいいか」と飲み込んでしまう事があります。
そこで今回は、食中毒の潜伏期間が短い食べ物や症状の見分け方について紹介します!
目次
食中毒と普通の腹痛症状の見分け方は?
見分け方は、吐き気や嘔吐、悪寒、発熱などの症状があるかどうかです。
一般的に、食事をした後にお腹を壊したら、腹痛だけが起こりますよね。
そして、下痢が何度も起こりますが、しばらくしておさまります。
しかし、食中毒の場合は腹痛、下痢、嘔吐、悪寒、発熱症状などが長時間ずっと続くのです。
なので、明らかにおかしいのです。
そして、食中毒の影響で下痢が頻繁に出るので体内の水分を急激に失ってしまうのです。
水分が失われるという事は、熱中症の危険性も伴ってしまいます。
もしも、食中毒の症状かどうか見分けられない場合は、即病院に行くことをオススメします。
次に、食中毒の潜伏期間が短い食べ物をご覧下さい。
食中毒の潜伏期間が短い食べ物一覧!
- 握り飯
- 弁当
- チャーハン
- ピラフ
- オムライス
- スパゲティ
- カレー
- シチュー
- 穀物
- 加工品
- 肉類
- 魚類
- 野菜
潜伏期間が短い食べ物は、穀物や加工品、肉類、魚類、野菜などです。
なぜこれらの食品から食中毒になるのでしょうか?
それは、下記に示す3つの菌が食物に侵入するからです。
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黄色ブドウ球菌
- 穀類
- 加工品
- 握り飯
- 弁当
潜伏期間は、1時間~5時間で24時間以内に回復する場合もある。
症状は、激しい腹痛や下痢など
回復日は、1日~数日かかる。
セレウス菌
- チャーハン
- ピラフ
- オムライス
- スパゲティ
潜伏期間は、嘔吐型で1時間~5時間 下痢型は8時間~16時間。
症状は、嘔吐型の場合は吐き気や嘔吐、腹痛など。下痢型では腹痛や下痢など
回復日は、1~2日。
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ウェルシュ菌
- 肉類
- 魚類
- 野菜
- 煮物(カレー・シチュー)
潜伏期間は、6時間~18時間
症状は、腹痛や下痢、嘔吐などが起こるが、発熱は少ない。
回復日は1~2日。
などですね。
次に、逆に潜伏期間が長い食品も見ていきましょう。
潜伏期間が長い食べ物一覧!
- レバ刺
- オムレツ
- 鶏肉
- 飲料水
- サラダ
- 魚の刺身
- 野菜の一夜漬け
- 缶詰
これらが、潜伏期間が長い食べ物です。
下記に、潜伏期間が長い食中毒菌を順に説明します。
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カンピロバクター
- 鶏肉
- 殺菌処理が不十分な飲料水
- サラダ
潜伏期間は、2日~7日。
症状は、腹痛や下痢、高熱(40℃)、嘔吐など。
回復日は、4~5日もかかる。
病原性大腸菌
- 排泄物などに汚染された食肉からの第二次汚染から様々な食材が感染する
潜伏期間は、3日~5日。
症状は、腹痛や下痢、高熱(38~40℃)、嘔吐、頭痛など。
回復日は、2~3日。
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ノロウィルス
- ノロウィルスに感染した食品
- 牡蠣(二枚貝)
潜伏期間は、1日~2日。
症状は、激しい吐き気や嘔吐、腹痛、下痢、発熱(38℃以下)など。
回復日は、3日程度。
サルモネラ菌
- サルモネラに感染した肉や卵
- レバ刺し
- オムレツ
潜伏期間は、5時間~72時。
症状は、腹痛や水様性の下痢、高熱(38℃~40℃)、脱力感、体がダルくなるなど。
回復日は、2~3日。
他の食中毒菌と違うのは、脱力感や倦怠感症状があること。
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ボツリヌス菌
- 缶詰
- 瓶詰
- 自家製いずし(飯寿司)
潜伏期間は、8~36時間。
症状は、吐き気や嘔吐、視力障害、言語障害、えん下困難、呼吸麻痺など。
回復日は、1~2日。
他の食中毒菌と違って、視界や呼吸器などにも影響する厄介な菌
腸炎ビブリオ菌
- 魚の刺身
- 寿司
- 野菜の一夜漬け(※ビブリオ菌が感染したもの)
潜伏期間は、10時間~24時間。
症状は、激しい腹痛や下痢、発熱、はき気、嘔吐など。
回復日は、4~5日。
発熱が、39度以下の場合は、2~3時間。
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食中毒の潜伏期間まとめ
- 食中毒の潜伏期間が短い食べ物は、穀物や加工品、肉類、魚類、野菜!
- 症状の見分け方は、下痢以外の吐き気や嘔吐、悪寒、発熱など!
- 症状が見分けられないなら、即病院へ行って診察を受ける!
それと、僕の記事を読んで、少しでも気になったことがありましたら、コメント頂ければと思います。
今後も健康に関する有力情報を配信していきます。