「私のおじいちゃんが肺炎になってしまった…生存率とかどれぐらいなの…」
肺炎の生存率は、年齢によって異なります。
では、高齢者の場合はどれぐらいの生存率なのでしょうか？
ということで今回は、
- 肺炎の高齢者の生存率はどれくらい？
- 肺炎症状を回復させる方法って何？
などの疑問解決策を紹介します!
目次
肺炎になった高齢者の生存率はいくら？
肺炎で亡くなった人の97％を65歳以上の人が占めています。
そして、残りの３％は30～50歳代になります。
それと、肺炎は糖尿病と繋がりがあります。
肺炎と糖尿病は、血糖値の高い状態が続くと、細菌やウイルスから守るための白血球の成分である好中球の機能が低下して免疫機能が上手く働かなくなるという関係です。
肺炎は、一度発症すると生存率は低い病気であるので、予防は大切です。
肺炎書状を回復させる方法～リハビリ～
リハビリは、症状等で個人差があり経過も様々です。
重症の場合、呼吸困難の恐怖を与えない事が大切です。
リハビリの内容は、上下肢の筋トレと吸気筋のトレーニングと頸部と胸部筋に対するリラクゼーションとストレッチと生活指導等です。
上下肢の筋トレは、重錘等を利用して徐々に負荷を上げていきます。
筋力が増加すると、筋力使用時の酸素消費量を減少させて息切れの軽減を目的に行います。
そのため、日常生活で使用機会が多く、筋自体が大きいものからアプローチしていきます。
大腿四頭筋や上腕二頭筋当たりが初めにアプローチしていく、主な筋です。
呼吸筋のトレーニングは、スレッショルドとピーフレックスを使用します。
空気が取り込みにくいので、呼吸筋を鍛えると筋力により沢山の空気を取り込めるようにアプローチしていきます。
腹式呼吸等を、摂り入れても良いです。
ワクチン接種以外に高齢者の肺炎を予防できる方法
予防法には、毎日出来る一環としてうがいや手洗いやマスクの着用等があります。
日頃から持病のある人は、治療に努めたり、禁煙をしたり体の抵抗力を高める事も有効とされています。
その他には慌てて食べたり飲んだりしない事で、特に高齢者は誤嚥性肺炎になりやすいので気を付ける事です。
また、口の中を常に清潔に保つ事も大切です。
規則正しい生活を心掛けながら、栄養のバランスの摂れた食事と軽い運動を行う事です。
高齢者で最もなりやすい肺炎の種類
肺炎の種類は、誤嚥性肺炎と沈下性肺炎があります。
まず、誤嚥性肺炎から説明します。
この病は、高齢者が食べ物を飲み込む力が弱まっていて唾液等を飲み込んでいるつもりでも上手く飲み込めていない時に起こります。
知らないうちに、空気の通り道である気道に唾液や食塊の小さい物が入り込んで、少しずつ炎症を起こしている可能性があります。
異物を飲み込むと自然に除去しようとする咳嗽反射という機能がありますが、高齢者はこの力も弱っています。
これらの原因から肺炎になる事を、誤嚥性肺炎と言います。
沈下性肺炎は、就寝時に唾液は重力で咽頭の奥に流れ込んでいき、高齢者は寝ている間に自然と誤嚥の状態になっている場合があります。
気管内に唾液や異物が垂れ込む可能性は多く、就寝時や寝たきりの状態が続くと誤嚥の状態を引き起こしています。
肺炎にならないための注意点
高齢者が肺炎にならないためには、成人用肺炎球菌ワクチンの接種をする事です。
また、インフルエンザがきっかけで肺炎にかかる人もいますが、インフルエンザの予防接種も肺炎予防には大切です。
肺炎と高齢者まとめ
- 肺炎の高齢者の生存率は、3%!
- 生存率に関しては、30代から50代であれば97%と言われている！
- 症状を回復させる方法は、リハビリとして筋トレやストレッチなどを行う！
肺炎は、高齢になるほど、生存率がぐっと下がる事が分かりました。
肺炎症状を患った場合は、１日でも早く病院へ行って適切な処置を受けましょう。
それと、僕の記事を読んで、少しでも気になったことがありましたら、コメント頂ければと思います。
今後も健康に関する有力情報を配信していきます。
