「肺炎球菌ワクチンの効果ってどれぐらい続くの？副作用は大丈夫？」
肺炎球菌ワクチンの効果は、肺炎に対しての免疫を作る事が出来ます。
更に、その他にも色々と効果があります。
では、このワクチンの効果や持続期間はどれぐらいなのでしょうか？
ということで今回は、
- 肺炎球菌ワクチンの効果や持続期間はどれぐらい？
- 副作用はあるの？
などの疑問解決策を紹介します!
目次
肺炎球菌ワクチンの効果
効果としては、肺炎の原因とする肺炎球菌に狙いを絞った不活化ワクチンで肺炎を予防出来ます。
万が一、肺炎になっても軽症で済む等の効果がありますが、全ての肺炎に効果があるとは限りません。
病原体を弱毒化した生ワクチンは、終生免疫を得ることが出来ます。
この終生免疫の意味は、一生一部の肺炎の感染症にはかからないという強い免疫を持つ事が出来るという意味です。
ただ、ホルマリン等の薬物処理で毒素活性を消失させた不活化ワクチンである肺炎球菌ワクチンは、効果持続時間が短いと言われています。
では、具体的な持続期間はどれぐらいでしょうか？
肺炎球菌ワクチンの持続期間はどれぐらい？
ワクチンを接種してから、1か月くらいで効果が現れてきて、それから5年程効果が続くと考えられています。
予防接種全般に言える事ですが、肺炎球菌ワクチンを同じ部位に接種を繰り返すとその部位の痛みや腫れが強くなる事があります。
ブースター効果と言われていて、効果が切れるだけではなく、局所の副反応を予防するためにも肺炎球菌ワクチンの再接種は5年間は空ける方が良いです。
肺炎球菌ワクチンに副作用はあるの？
注射をした時に訴える事が多い副作用には、注射部位が赤く腫れる事があります。
注射した部位に疼痛やかゆみを引き起こす事があり、普通は4日程度で治まります。
頭痛や腋窩痛が生じて、37.5度以上の熱が出ることがあります。
発熱は2日程度で平熱に戻り、3日以上発熱や頭痛や腋窩痛が続く場合は医療機関に相談すると良いです。
重篤な副作用は、死に至る場合もあります。
アナフィラキシーショック症状で、全身に紅斑が出たり顔面が紅潮したりします。
全身が赤くなる事もあり、かゆみも出る事もあります。
血症板減少で、出血しやすくなります。
手足に赤い点が出来たり、鼻血や歯茎からの出血が起きたりします。
知覚異常が起きて、皮膚の感覚やつまり触覚や温度感覚や痛覚や深部感覚等が異常になります。
肺炎球ワクチンを接種できる人とできない人
肺炎球菌ワクチンが摂取出来る人は、基本的に年齢は関係ありません。
肺炎にかかりやすい子供と高齢者は、肺炎球菌ワクチンの予防接種を受ける方が良いです。
ワクチン接種出来ない人は、37.5度を超える発熱をしている人です。
また、重い急性疾患に罹っている人や過去5年以内に肺炎球菌ワクチンの予防接種を受けた事のある人も接種できません。
他には、ワクチンの成分によりアナフィラキシーショック症状を起こした事のある人やかかりつけ医に予防接種を受けない方が良いと言われた人です。
効果がでない場合の対処法
肺炎球菌ワクチンの効果が出ない場合は、自宅療養で休養しながら、水分補給をいつもより多めに摂る事です。
症状は、軽く済む事が多いので、自然治癒で治る事が多いです。
自宅で休養する時には、家族に移らないように1つの部屋に1人で寝るようにします。
咳が出たりしたら、病院に通って咳止めを処方してもらい服用します。
外出をして帰ってきたら、必ず手洗いとうがいを行う事です。
手はアルコール消毒をすると、更に効果的です。
肺炎球菌ワクチンまとめ
- 肺炎球菌ワクチンの効果は、肺炎になった場合でも軽症で済んだり、終生免疫を得られる可能性がある！
- ワクチン持続期間は、５年といわれている！
- 副作用は、腕の腫れやかゆみ、熱などが出る事がある！
肺炎球菌ワクチンは、肺炎の症状を軽く出来る効果があることが分かりました。
そして、持続効果も注射１本打つだけで、5年間も続くのはありがたいことです。
肺炎にかかりやすい方は、是非この肺炎球菌ワクチンを受けられるかどうか病院へ行きましょう。
それと、僕の記事を読んで、少しでも気になったことがありましたら、コメント頂ければと思います。
今後も健康に関する有力情報を配信していきます。
