「肺炎って体のどこが痛むのだろう…」
肺炎を患うと、体の様々な部位に異常が見られます。
では、具体的に体のどこに痛みが出るのでしょうか?
ということで今回は、
- 肺炎で痛みが出る場所はどこ?
- 部位ごとの痛み方は?
などの疑問解決策を紹介していきます。
目次
肺炎で痛みが出る場所はどこ?
肺炎で痛みが出る場所は、以下をご覧下さい。
- 喉と鼻
- 唇や爪
- 首や肩
- 背中や胸
など多数あります。
具体的な部位ごとの痛みをそれぞれ説明していきます。
部位ごとの痛み方~喉や鼻~
喉が腫れる事で、痛みが出ます。
喉が痛くて痰が出ると、細菌性肺炎にかかっている可能性が高いです。
鼻が痛くなるのは、鼻水が沢山出てかみ過ぎる事で痛くなる事があります。
部位ごとの痛み方~唇や爪~
唇や爪が痛むのは、皮膚や粘膜が青紫色になっているからです。
この現象をチアノーゼといいます。
毛細血管が多くて表皮が薄いなどの唇や爪等に発生し、肺炎では中枢性チアノーゼになります。
このチアノーゼは肺炎のような呼吸器障害に起こり、唇や爪の痛みから感覚異常(ヒリヒリやチクチクとして感覚)になります。
部位ごとの痛み方~首の違和感~
首の違和感を感じた人は、クラミジア肺炎の可能性があります。
クラミジア肺炎は、喉の奥がつっかえる感じやチクチクする感覚の症状(空咳)が続きます。
更に、咳を沢山していると首に痛みのような違和感を感じるようになります。
肺炎は咳が出やすい病気ですが、熱が出ない肺炎なので、その代わりに空咳が出やすいのです。
空咳が2週間以上続く場合は、クラミジア肺炎が疑われます。
また首に痛みが出る程になってきた場合も、疑った方が良いです。
特に高齢者がかかると、症状が酷くなり首に痛みが出やすいので注意が必要です。
部位ごとの痛み方~肩こり~
肺炎の初期症状として肩こりになったり、肩周辺の違和感を感じる場合が多いです。
症状が進行していくと、発熱等の症状が現れてきます。
肩こりになるのは肺疾患の関連痛から起こり、左の首から肩にかけての辺りに痛みが出てきます。
部位ごとの痛み方~背中の痛み~
背中が痛む原因は、深呼吸や咳のし過ぎで起こります。
肺炎は咳が出やすいので、咳が沢山出ると背中まで痛みを感じるようになります。
症状が悪化して胸に水が貯まったりして増えてくると、呼吸困難になりこのような状態で咳をすると背中が痛みます。
咳を出す時には瞬間的に筋肉は使われ、普段使用しない筋肉を使う事があります。
それが背中の筋肉になり、筋肉痛のような痛みになります。
症状が和らいでくれば、痛みは軽減されます。
喉ではなく胸から出て来る咳の恐怖
肺炎は重度になると、喉殻ではなく胸の奥から何度も咳が出ます。
こういう状態を胸膜炎といいます。
ここでは、肺炎と胸膜炎の症状をご覧下さい。
肺炎の症状
- 軽度なら風邪と似た症状が出る
- 鼻水や咳や発熱等の症状が出る
胸膜炎の症状
- 喉ではなく胸から咳が出るため、胸痛を感じる
- 深呼吸や咳等で、胸痛が更に増す
- 咳と同時に痰も出る
- 血痰が出る場合もある
- やがて乾いた咳が出て痰が少なくなる
- 肺に水が貯まり、放置すると呼吸困難を起こす
肺炎と胸膜炎の症状の違いとして、特に分かりやすい特徴は咳です。
なので、咳が胸から出ているか、喉から出ているかだけでもしっかりチェックするようにしましょう。
ちなみに、胸膜炎は症状が出始めると数日で悪化する場合もあり、深呼吸や咳で胸の痛みが増してきたら医療機関を早めに受診しましょう。
肺炎の痛みの場所まとめ
- 肺炎で痛みが出る場所は、喉と鼻、唇や爪、首や肩、背中や胸!
- 部位ごとの痛み方は、それぞれの肺炎のタイプによって異なる!
肺炎の痛みは、鼻から胸まで無数にあることが分かりました。
異常な痛みがした場合は、自力で治そうとせず、病院へ行きましょう。
それと、僕の記事を読んで、少しでも気になったことがありましたら、コメント頂ければと思います。
今後も健康に関する有力情報を配信していきます。