「ストーブの空焚きってどうやるの?どれ位の時間で出来るの?」
ストーブの空焚きは、灯油を使いきってから行ないます。
では、具体的なやり方はどうやるのでしょうか?
ということで今回は、
- ストーブの空焚き方法とは?
- 作業完了時間はどれぐらい?
などの疑問解決策を紹介します!
ストーブの空焚き方法
残っている灯油を全て使うために、空焚きを行って中の灯油を全て使い切ります。
その際、灯油を抜いた空の給油タンクをセットしましょう。
空じゃないと芯が下がってしまうため、空炊きする事が出来ません。
灯油を全て使い切る事で、芯の中まで熱を通す事が出来ます。
更に、芯のお手入れも一緒に出来ます。
芯の内側まで熱を通すと、芯に溜まった不純物を除去出来ます。
ストーブの灯油タンクから出る灯油を受ける所に、油フィルターがあります。
ここにごみ等が溜まっている事があるので、綺麗に掃除をしましょう。
目立つごみは取り除いて、綺麗な灯油ですすぎ洗いをします。
水ではなく、必ず灯油ですすぎます。
布やペーパータオルで灯油を拭き取り、日陰に置いてよく乾かします。
ストーブ本体の裏側に空気取り入れ口があり、そこにホコリが溜まっている場合もあるので、掃除機で吸い取り綺麗にした後、柔らかい布で拭きます。
空焚き作業完了時間
ストーブの中に入っている灯油の量にもよりますが、1時間程度で終わります。
また、機種によっても異なりますが、数分単位で終わるものではなく、数時間単位です。
そこから、フィルターの掃除や空気取り入れ口の掃除を行いますが、2時間もあれば全ての作業は完了します。
フィルターの掃除の場合、すすぎ洗いを行うので、30分くらいあれば終わります。
空気取り入れ口の掃除の場合は、掃除機で吸って空拭きするだけなので、フィルターは10分程で終わります。
空焚きの注意点
ストーブから出る煙や臭いは、普段使っている時よりも最終のタール分等の強い臭いや煙が発生します。
このため、屋外で行うか屋内の場合は換気をしっかりと行い新鮮な空気を入れましょう。
自然に消火するまでは燃焼を続ける事で、空焚きの完了になります。
普通に燃焼させていくと、今まで赤かった燃焼筒が暗くなります。
そのまま燃焼をさせていくと、自然と消えていきます。
自然に火が消えるまでに芯を下ろしてしまうと、空焚きが出来ていないため注意が必要です。
安全な保管方法
給油タンクの灯油を抜き取って、空にします。
オイルピンを取り出して、固定タンク内の灯油を市販の給油ポンプ等で抜き取ります。
灯油を抜いた後は、固定タンク内の水やごみを拭き取り内部を乾燥させます。
特に、オイルピンの損失には気を付けましょう。
オイルピンのピンは、真っ直ぐ上に向けて確実に下まで押し込んで固定タンクに元の通りに取り付けます。
空焚きを行ってから、ストーブが冷えた事を確認して、ストーブの掃除を行います。
電池ケースから乾電池を外して、湿らせた柔らかい布やブラシ等を使ってストーブ内部のゴミや埃等を取り除きます。
購入時の包装箱があればそれに入れて、ない場合はビニール袋に入れて湿気のない水平な場所で保管をします。
この時に逆さまにしたり傾けたり、横倒しの状態では絶対に保管をしないように気を付けます。
取扱説明書も一緒に、保管します。
ストーブの空焚きまとめ
- ストーブの空焚き方法は、灯油を全て使い切ってから芯を取り外して清掃する!
- 作業完了時間は、1時間~2時間!
ストーブの空焚きは、灯油を使い切らないと凄く手間がかかります。
なので、必ず灯油を全て使ってから、芯を取り外して掃除しましょう。
今後も健康に関する有力情報を配信していきます。