「肺炎で血痰はなぜ出るのだろうか…」
肺炎による血痰は、肺炎の炎症からきています。
では、この血痰はいつまで続くのでしょうか?
ということで今回は、
- 肺炎で血痰が出る理由は何?
- 症状はいつまで続くのか?
などの疑問解決策を紹介していきます。
肺炎で血痰が出る理由は何?~10の原因~
血痰とは痰に血が混じる状態で、量の多さは人によって様々ですが救急性はありません。
では、具体的になぜ血痰が出るのか10個の原因をご覧下さい。
- 肺に炎症が起きた時に、細胞を破壊して出血を伴うため血液が痰と混ざる
- 咳が良く出る為、喉を痛めてしまい痰を無理に出そうと気管を傷つけるから
- 鼻の中が、出血をして痰と一緒に排出されます。
- 口の中で、歯肉や舌から出血を起こすから
- 喉や咽頭や喉頭等からの出血を起こすから
- 食道や胃等からの出血で、吐血する事があるから
- 喫煙者は、肺に更なる負担がかかるため、肺が炎症を起こす
- ヘビースモーカーは血痰も出やすくなる
- 稀なケースでは、肺炎時、鼻血になった際に咳と共に血が出る
- 喘息などの呼吸器疾患を持つ人に肺炎を併発した場合に血痰が出る
などが血痰が出る理由です。
では次に、血痰はいつまで出るのでしょうか?
血痰症状はいつまで続くのか?
いつまで続くのかは、血痰が出る原因により異なります。
咳が原因の場合は、咳が治まるまで続きます。
症状が軽い場合は、1~2週間程度で治まってきます。
免疫力が弱っていると、3週間くらいはかかります。
湿った咳から乾いた咳に変わったら、血痰が出なくなります。
タバコが原因で血痰が出た場合は、タバコを辞めれば2.3日くらいで治まります。
他が原因の場合は、病気の症状が軽くなった時や鼻血が止まった場合などはやがて出なくなります。
どうすれば血痰症状は止められるのか?
咳が原因で血痰が出ている場合は、咳止め等の薬を飲む事です。
咳を鎮めるのに1番効果があるのが、鎮咳薬を処方してもらいます。
鎮咳薬は、脳内の咳中枢に作用して咳を鎮める効果があります。
食べ物で咳を止める方法もあります。
それは、はちみつ大根です。
これは、はちみつに大根を摺り下ろしたものを混ぜてスプーンで数匙食べるだけです。
はちみつには喉の粘膜を保護したり、殺菌作用もあるので効果的です。
薬が飲めない妊婦さんに、おすすめの方法になります。
肺炎以外に疑われる血痰が出る病気
肺炎と違って、肺がんの場合は、肺に発生する悪性腫瘍です。
肺がんの場合は、気管粘膜の出血により、血痰が出ます。
気管支拡張症は、感染症や免疫異常や先天性疾患等様々な原因から気管支が広がったために起きる病気です。
拡張した気管支に血管が増えるので、血痰が出現する場合があります。
肺結核は、結核菌による感染症です。
血痰の他に、発熱や2週間以上続く咳があると疑われます。
肺血栓塞栓症は、血管で形成された血栓が血流に乗って、肺動脈を閉塞した時に起きる病気です。
突然の呼吸困難の他に、頻呼吸と血痰が現れる場合もあります。
肺炎で血痰が出る理由まとめ
- 肺炎で血痰が出る理由は、肺が炎症を起こして肺の中に痰と血が混じってそのまま出る!
- 血痰症状が続く期間は、1週間~3週間!
肺炎で血痰が出る理由は、咳をしまくることで肺に負担をかけてしまうから出る事が分かりました。
ただ、血痰が出たからといっても、命を落とす事はないので、安心して下さい。
1番大事なのは、血痰と激しい咳が出たら早めに病院へ行くよう心がけましょう。
それと、僕の記事を読んで、少しでも気になったことがありましたら、コメント頂ければと思います。
今後も健康に関する有力情報を配信していきます。