「味噌汁を作りたいけど味噌の量ってどのくらいがちょうどいいんだろう?」
そんな疑問を抱く人も多いのではないでしょうか?
かつて私も味噌汁を作ろうとした時に、味噌の量が分からなくて困った経験があります。
仮に4人分だと、味噌の量は大さじ3杯+小さじ1杯が適量です。
ですが、減塩したい人や日によって作る量が変わる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、味噌汁を作る際の味噌の量の目安について場面別にお伝えします。
ぜひご自身や家族にとってベストな分量を探してみてください。
味噌汁を作る場合の味噌の量は大さじ何杯?
味噌の目安量は、以下の表をご覧下さい。
味噌の目安量 | 濃いめ | 通常 | 減塩 |
1人分 |
大さじ4杯 |
大さじ1杯 | 小さじ2杯 |
2人分 | 大さじ8杯 | 大さじ2杯 | 小さじ4杯 |
3人分 | 大さじ12杯 |
大さじ3杯 |
小さじ6杯 |
4人分 |
大さじ12杯+小さじ4杯
|
大さじ3杯+小さじ1杯 |
小さじ8杯 |
味噌汁の基本的な目安量は、◯人前✕大さじ1杯と考えると分かりやすいです。
ちなみに、水の量は1人分が150㏄になります。
なので、そこから人数分だけ倍にしていくと良いです。
そして、味噌汁の味を濃い目にしたい場合は、◯人前✕大さじ4杯と計算していくと良いです。
4人分の通常の味噌の量だけが、大さじと小さじに分かれているのは、健康面を考えた量だからです。
注意点としては、味噌汁を濃いめで作ると、塩分の取りすぎになってしまいます。
高血圧の方や糖尿病の方が飲んだら、危険です。
なので、通常の味噌の量で舌を慣らした方が良いと思います。
そして、通常の味噌の量に慣れて、「血圧が気になるな…」という方は、減塩分の味噌の量で味噌汁を作りましょう。
普通の味噌汁を美味しく減塩する方法
味噌汁を減塩するには普通の味噌ではなく、減塩タイプの味噌を使うと良いです。
しかしどうしても塩気が薄く、物足りなさを感じます。
普通の味噌の塩分から20%減塩の味噌が減塩味噌の定番ですが、これでは少ないため50%減塩の味噌を使いましょう。
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ポイントは、普通の味噌を選ぶ時より、味噌の質を吟味して選ぶことです。
質が良いと、大豆の旨味を感じる事が出来て、減塩でも満足することが出来ます。
減塩味噌汁で満足するには、出汁をしっかりと取る事で美味しくなります。
普段良く使われている粉末の出汁は、食塩や砂糖が添加されている事が多いです。
粉末出汁を使った場合、折角減塩味噌を使用していても、無駄になってしまいます。
この場合、紅茶のティーパックのような袋に鰹節等が入っているタイプの出汁パックを使いましょう。
それならば、食塩や砂糖は添加されていないためおすすめです。
あとは好きな野菜を沢山入れると、完璧です。
具が沢山入っていると、食材そのものの味によって減塩であっても美味しく感じられるようになります。
また豚汁のように豚肉を入れると、味噌汁にコクが出て美味しく出来ます。
手作り味噌汁を作る時の注意点
豚汁やあさり等の味噌汁は、肉や貝から旨味が出ます。
出汁を入れる必要はありませんが、灰汁(アク)が出るため、丁寧に取り除きましょう。
味噌を入れた後は煮込まないため、芋や肉、玉ねぎ等の火を通す必要のある具材は味噌を入れる前に出汁で煮ます。
反対に、わかめや豆腐等温めるだけの具材は、味噌を溶き入れた後に入れましょう。
そうすれば、程良い状態になり、美味しく食べられます。
味噌を溶く時には、味噌を直接掬った大さじを直接、鍋に突っ込んで箸で溶かない事です。
熱い出汁を器に取って、その器の中で味噌を溶いてから鍋に入れます。
こうすると、味噌が溶け残った味にムラが出るのを防ぐ事が出来ます。
網のお玉で溶いてもよいですが、持っていない人も多いはずです。
味噌汁を飲む器で味噌を溶くと、洗い物も少なく出来ます。
味噌汁を沸騰させてしまうと、味噌の旨味や香りが飛んでしまいます。
味噌を入れる直前に一度火を止めて鍋を落ち着かせてから、味噌を入れるようにします。
味噌汁の味噌の量まとめ
- 味噌汁を作る時は、味噌は大さじ3杯と小さじ1杯が目安!
- 味噌汁を減塩する方法は、50%減塩味噌を使って出汁をしっかりと取る!
など分かりました。
ちなみに、出汁は粉末ではなく、出汁パックを必ず使いましょう。
味噌汁を作る時は、肉や貝を入れたら灰汁を取ります。
火を通す具材は味噌を入れる前に、温めるだけの具材は味噌を入れてから入れます。
味噌は器で溶いてから入れて、味噌を入れたら煮立たせない事です。
この記事を読むことで、四人分の味噌汁を作る時でも迷うことなく、スッキリと作れるようになりましょう。
今後も生活に関する有力情報を配信していきます。