電子レンジの中で爆発するものって何?原因や対処法も紹介

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電子レンジで温めてたら急に「パーン!」と音が鳴ってビックリすることってありますよね。

そんな時、どうして爆発するのか?爆発を防ぐためにはどの食品を入れなかったら良いのか?と不安になると思います。

実は、電子レンジで爆発するものは水蒸気を逃すための穴が無いから、爆発が起こるのです。

では、穴が無い食品は何があるのでしょうか?

なので今回は、電子レンジの爆発が起こる原因や対処法を紹介します。

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電子レンジの中で爆発するものって何?

爆発するものは、以下をご覧下さい。

食品

  • 肉まん
  • 生卵
  • 茶碗蒸し
  • レトルトカレー
  • ソーセージ
  • さつまいも
  • ごぼう
  • かぼちゃ
  • ウィンナー
  • ブドウ
  • 生卵
  • ゆで卵
  • パスタソース
  • パスタ
  • 銀杏や栗等
  • いか
  • 丸魚
  • ほうれん草、なす
  • 明太子

飲み物

  • ココア
  • 牛乳
  • 豆乳
  • お酒
  • コーヒー
  • スープ(味噌汁)

食器や生活用品

  • ペットボトル
  • アルミホイル
  • 缶詰
  • 金属ボール
  • 金属装飾された食器
  • 絵皿
  • 湯たんぽ
  • CD
  • 茶色い紙袋

など数多くあります。

卵や銀杏や栗等の固い殻を持っている食材を、殻のまま加熱すると爆発を起こします。

次に、アルミホイルを電子レンジで加熱すると、火花が飛び散り電子レンジが壊れます。

金属製の缶詰を温めると、発火する事があります。

ファーストフード店やパン屋でもらえる茶色い紙袋に入れたまま加熱をすると、発火する場合もあります。

電子レンジの中で爆発が起きる原因

爆発が起きるのは、水蒸気を逃さないのが大きな原因です。

水に熱を加えると、100度で白い湯気が出て水蒸気に変化します。

この時、ほとんどの食材は、水蒸気が抜けるだけの穴があります。

その穴から、水蒸気が自然に逃げていくのです。

しかし、卵は殻や膜に覆われていますよね?

膜のある食材等の場合は水蒸気が抜けていく、隙間がないので熱を逃がすことが出来ないのです。

そのため、食材の内部で圧力が上がって、一気に水蒸気が食材の外に出る事で爆発を起こしてしまうのです。

私は、過去にお吸い物の中に生卵を入れて、電子レンジで温めたことがあります。

取り出した時までは良かったのですが、スプーンで突付いた瞬間に爆発して顔面に飛び散りました。

これは、電子レンジの中で貯まった水蒸気が、外に出してスプーンで穴を作ったために、一気に放出されたということになります。

なので、特に生卵は電子レンジに入れて調理するよりも、フライパンで焼くまたは蒸し器で蒸すなどして食べた方が安全です。

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電子レンジの中で爆発が起きた時の対処法

対処法は、以下をご覧下さい。

  • 電子レンジの中で爆発が起きたら、まず電源を切る
  • 扉を閉めたまま庫内の様子を見て、爆発がおさまったら直ぐに飛び散った食材を拭き取る。

などです。

電子レンジ内で爆発が起きたら、コンセントを外すなどして電源を切るようにしましょう。

そして爆発後には、必ず電子レンジ庫内は清掃をして下さい。

電子レンジ内に、こびりついたまま使い続けてしまうと、臭いや火災、故障の原因になるので、清掃は必ず行いましょう。

ちなみに、電子レンジから取り出した後に爆発して火傷してしまった場合は、すぐに冷却をしましょう。

そして、重度の火傷の場合は、病院に行くようにして下さい。

次に、種類別に電子レンジ内での爆発を防ぐ方法をお伝えします。

電子レンジの中での爆発を防ぐ方法
~皮、膜、殻のある食材の違い~

皮や膜のある食材は、必ず食材に切れ目や穴などを入れてから、加熱しましょう。

次に、殻が付いてる食材では、必ず殻を取ってから電子レンジで温めましょう。

卵は、卵焼きやスクランブルエッグ等、黄身と白身を混ぜて作る料理は問題がないです。

しかし、ゆで卵や目玉焼きなどは注意が必要です。

目玉焼きを作る時には、黄身に少し穴を開けても爆発する事があります。

黄身の上に薄い膜があり、これが爆発の原因になるため、フライパンで調理しましょう。

ゆで卵は、黄身に穴を開ける事が出来ないため、電子レンジでは作れません。

一度作ったゆで卵を温める場合は、半分にカットして黄身が見えるようにすると電子レンジが使えます。

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電子レンジの中で爆発が起きたら、電子レンジを買い替えたほうが良いの?

電子レンジの爆発後に、雲母板が壊れている場合は買い換えることをおすすめします。

電子レンジの内側には、雲母板と言われている壁があります。

マイカー板とも、言われています。

板の奥には、高周波発信機マグネトロンという物質があり、高周波電波はこの板を通してレンジ内の食品を温める構造になっています。

電子レンジの中で爆発が起きると、食品の飛び散りで汚れが付着します。

このまま使い続けると、雲母板は焦げ付いて掃除をしても、元に戻らなくなります。

雲母板だけでも交換が可能ですが、何度も爆発を起こしていると内側の部品が故障している可能性があります。

この場合は、電子レンジ自体の買い替えを検討した方が良いでしょう。

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電子レンジ内爆発の原因と対処法まとめ

  • 電子レンジの中で爆発するものは、水蒸気を逃さない食品!
  • 電子レンジの中で爆発する原因は、食品に水蒸気を逃がすための穴が無いから!
  • 電子レンジの中で爆発した時の対処法は、すぐに電子レンジの電源を切り、爆発が収まってから、庫内を清掃する!

電子レンジで加熱する時は、殻付きの食材やアルミホイル等は爆発する可能性が高いです。

これらのものを加熱する時には、上記のように爆発しないように温める前に対策を行いましょう。

爆発の度合いにもよりますが、酷い場合は電子レンジ自体を買い替える方が良い場合もあります。

今後も生活に関する有力情報を配信していきます。

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