「手足口病ってうつるの?うつるならどう防げばいいの?」
手足口病はうつります。
では、なぜうつるのでしょうか?
うつらないようにするためにはどうすればいいのでしょうか?
ということで今回は、
- 手足口病はうつるのか?
- 感染しないための予防策って何?
などの疑問解決策を紹介します!
手足口病はうつるのか?
手足口病は、ウイルスが原因で感染により発症します!
1度発症した後に、2度目の感染をしやすくなってしまう厄介な病気です。
原因ウイルスが1種類ではないので、違う型のウイルスに感染してしまことで再発してしまう
恐れがあります。
手足口病の感染力は非常に高いのですが、潜伏期間が3日~6日と少し長めなことにより、さ
らに感染が拡大してしまいます。
人と人との接触の距離感が短いことや衛生観念が未熟なことから、感染者の9割は子どもや乳
幼児といわれています。
しかし近年では大人(特に看病をしている子どもからの感染)の感染者も増えてきています。
更に感染してしまうと、大人の方が重症化しやすいともいわれています。
感染しないための予防策
予防策は、以下をご覧下さい。
- 外出先から帰宅したときだけでなく、徹底した手洗いやうがいをする
- 感染者が家の中にいる場合や外出する場合は、必ずマスクをつける
- ウイルスは爪の中にもたまりやすいので、爪を短く切る
- おむつ交換の後は手の消毒をする ・感染者とのタオルや食器などウイルスが付着しやすいものは絶対に共用しない
- 赤ちゃんや兄弟姉妹間・親子同士での哺乳瓶 マグカップ ストロー おしゃぶりなども絶対に強要しない
- 赤ちゃんや子供のおもちゃや食器などはしっかり洗浄して乾燥する
- 乳幼児のよだれにも注意が必要です
- 感染者の使うものや、触れた場所はこまめに消毒する
などです。
原因ウイルスは、非常に強い耐性ウイルスで、高温多湿な場所を好みます。
日本の梅雨から初夏にかけての気候は、ウイルスが最も繁殖しやすい時期でもあります。
手足口病には「特効薬」「予防ワクチン」がありません。
それでも予防はしないよりした方がいいとも思います。
次に、手足口病の感染経路について紹介します。
手足口病の感染経路
手足口病には、3つの感染経路があります。
詳細は、下記をご覧下さい。
- 飛沫感染 感染者の咳やクシャミによって飛散したウイルスを吸い込んで感染します。
- 接触感染 ウイルスが付着したもの(おもちゃ・手すり・ドアノブ・タオル)などに触れてしまった後に、自便の口や鼻などを触ると感染します。
- 糞口感染 手足口病のウイルスは腸内で繁殖し便となって排出されます。
などあります。
感染者のおむつ交換時に便に触れてしまったり、便の匂いを嗅いだりした場合に感染します。
感染者が嘔吐した場合も、嘔吐物にはウイルスがついていますので、嘔吐した場所を徹底的に
消毒するとともに、処理した後の手洗いうがいも徹底しましょう。
また手足口病は、症状が治まってからも発症から1か月くらいはウイルスが排出されるため、
おむつ交換には特に注意が必要です。
手足や口だけでなく、顔全体や体の四肢以外の広範囲に発疹が見られる場合もあります。
また症状が治まった後、手足の爪が変形したり剥がれたりすることもあります。
手足口病の症状や対処法
手足口病に発症すると発熱・悪寒・のどの痛みなど風邪のような症状が出てきます。
症状が、比較的軽症であったり食欲があったりするならば、そのまま経過観察をすれば大丈夫です。
また、口の中の発疹(口内炎)で痛みがある時などは、市販薬を利用してもいいでしょう。
さらに家庭内で二次感染が起こらないように注意しましょう!
喉が痛いと水分補給や栄養補給が難しくなってしまいますので、喉越しの良い食べ物や飲み物
をこまめに摂取するように心がけましょう。
以下のような症状が表れる時は重症化・合併症の可能性もありますので、早急に医療機関を受診してください。
- 発熱が2日以上続く
- 高熱が出る(特に大人の方が高熱が出やすい)
- 嘔吐する
- 頭痛がする
- 目の焦点が合っていない(目を合わせない)
- 呼吸が浅くて速い(息苦しそうな感じ)
- 脱水症状が起きている
- 元気がなくぐったりしている
手足口病は、感染力が非常に強い病ですので、集団感染を引き起こさないよう十分な対策をしましょう。
手足口病はうつるのかまとめ
- 手足口病は、ウィルスが原因でうつる!
- 感染を防ぐためには、手洗いやうがい、マスク着用を徹底する!
手足口病は、思いもよらない所から感染してしまう病気です。
もしも感染した場合は、更なる感染拡大を防ぐことが何よりも大切です。
日頃から手洗い・うがいを心がけ、一年中存在する様々な感染症や病気に対しての心構えを持っておくといいと思います。
それと、僕の記事を読んで、少しでも気になったことがありましたら、コメント頂ければと思います。
今後も健康に関する有力情報を配信していきます。