「紙コップは電子レンジにかけてもいいのかな?」
紙コップを電子レンジにかけるのは、非常に危険です。
では、なぜ危ないのでしょうか?
ということで今回は、
- 紙コップは電子レンジにかけても大丈夫?
- 別の保温方法とは?
などの疑問解決策を紹介します!
目次
紙コップは電子レンジにかけても大丈夫?
紙コップを電子レンジで温める事は、非常に危険です。
その理由は、紙コップの内側は水分が漏れ出さないように、薄いフィルムであるポリエチレンが貼られています。
ポリエチレンが溶けだす温度は、110度前後になっています。
沸騰した温度が100度以下であれば使えますが、ラップをしたり加熱時間を誤ると急に沸騰したり中身が飛び散る事故を招いてしまいます。
電子レンジ以外の保温方法
飲み物は、マグカップに移し替えて温めましょう。
料理の場合は、電子レンジ対応のお皿に移して温めるようにします。
紙コップの種類によっては、電子レンジ対応と書かれているものもあります。
しかし、全ての電子レンジに対応しているわけではありません。
電子レンジ対応の紙コップの危険性
電子レンジ対応紙コップも販売されていますが、低温で短時間しか温める事が出来ません。
具体的には、500W未満で2分未満や、1000Wで40秒未満と言うように短時間での使用は対応しています。
この目安の時間をオーバーして使用する事は、避けるように明記されている事が多いです。
電子レンジで温めが可能と書かれていても、例えば冷凍食品を温めるように長時間加熱をするような用途には使用が出来ません。
電子レンジにかけると危険な理由
紙コップを電子レンジで加熱をする危険な理由は、以下をご覧下さい。
- 紙コップが溶ける場合がある
- 中身の水分が、漏れて出てくる恐れあり
- 油を含有しているものを電子レンジで温めると高温になりやすい
- 紙コップが溶けてふにゃふにゃになる
などです。
また、電子レンジでの保温は紙コップの破損になる可能性も高まります。
決して。沸騰するまで温めてはいけません。
オーブンやオーブントースターでは紙コップを温めれる?
オーブンやオーブントースターは、更に危険です。
オーブンやオーブントースターは、直に食品を加熱します。
その時の温度は、180~200度を超える場合もあります。
紙コップをコーティングするポリエチレンが溶け出し、中身が出てしまう恐れがあります。
更に酷くなると、発火する危険性もあるため、使用をしてはいけません。
オーブンやオーブントースターは庫内の温度コントロールが難しく、紙は燃えてしまったりして、とても危険です。
紙コップと電子レンジまとめ
- 紙コップを電子レンジにかけるのは、危険!
- 飲み物は、マグカップに移し替えて温める!
- 料理の場合は、電子レンジ対応のお皿に移して温めるようにする!
- 電子レンジ対応紙コップも危険!
- オーブンでの保温も、禁止!
紙コップを電子レンジで使用するのは、なるべく避けるようにする事が分かったと思います。
なるべく紙コップを使わないで、温めるようにするのがおすすめです。
万が一の事故が起きると危険ですので、電子レンジでの保温をしない事が大切です。
オーブン等でも危険であるため、絶対に使用しないようにしましょう。
今後も生活に関する有力情報を配信していきます。