「スイカの栄養素って何があるの?」
スイカの栄養素は、豊富に含まれています。
では、具体的にスイカを食べることでの有効成分は何があるのでしょうか?
ということで今回は、
- スイカの栄養素や有効成分は?
- カロリーや糖質はどのくらい?
などの疑問解決策を紹介します!
スイカの栄養素や有効成分
スイカの90%近くが水分のため、栄養素の含有量が少ない果物です。
その中でもビタミンCや、カリウムが含まれています。
βカロテンが豊富な果物で、リコピンも含まれています。
βカロテンとリコピンとビタミンCの共通点は、抗酸化作用です。
老化や病気の原因になる活性酸素を抑えて、ガンや動脈硬化の予防が期待されます。
その他の効果では、粘膜や皮膚を保護する働きもあります。
美白や美肌作りにも効果があり、シミやシワの予防やアンチエイジング効果等女性に嬉しい効能が沢山あります。
シトルリンやアルギニンも含まれていて、この3つの栄養素は利尿作用が期待出来ます。
シトルリンやアルギニンには腎臓の働きをサポートして、水分代謝を促進してくれます。
尿を出しやすくしてくれるため、老廃物も排出する効能があります。むくみの解消や膀胱炎や、腎炎の予防に効果的です。
スイカのカロリーや糖質
スイカのカロリーは、100グラム中37キロカロリーです。
糖質は、100グラム中9.5グラムです。
他の果物では、みかんは45キロカロリーで、リンゴは54キロカロリーでバナナは86キロカロリーです。
これらに比べると、低カロリーです。
スイカを食べ過ぎるとどうなるの?
スイカに含まれているリコピンは、活性酸素を除去する種実類に分類されます。
食べ過ぎると、栄養の偏りが生じて体に様々な不具合の症状が出る可能性があります。
カリウムの利尿作用でおしっこが沢山出ますが、おしっこを出すと体内の保有熱量が減少するため体温を下げてしまいます。
体温が下がると、内臓を冷やしてしまい、お腹が冷えすぎて腹痛や下痢になったりします。
腎臓が悪い人は、水分を排出する機能が弱いです。
カリウムを血中に貯め込んでしまうため、病院でカリウムの摂取量の制限がある人はスイカの食べ過ぎは駄目です。
2~3切れを食べる分には問題はないですが、食べ過ぎると糖分の摂り過ぎになり、糖尿病になる可能性が高まります。
太りやすくもなるため、スイカ以外の食事のカロリーも考えて摂取をします。
スイカは皮も食べたほうがいいの?
スイカの栄養素には、シトルリンが含まれています。
血管を若返らせて血流を改善する効果があり、アミノ酸の一種でもあるため抗酸化作用やコラーゲンの分解を抑えてくれて肌の保湿や紫外線から肌を守る効果もあります。
シトルリンは、果肉にも含まれていますが、皮は果肉の2倍もの量が含まれています。
栄養があってもスイカの皮を食べるのに抵抗がある人は多く、一番外側の固い部分は捨てる方が良いです。
しかし、薄く外側を切るだけであれば、他の部分は食べられます。
スイカの皮は、漬物や煮物やジュースにすると手軽に食べられます。
スイカはどうして塩をかけると甘くなるの?
スイカに塩をかけると甘くなるのは、「味の対比効果」の影響が強いからです。
具体的には、2種類以上の異なる味が混ざることで、その片方の味が強くなる現象です。
スイカは、塩をかけなくても甘いですよね?
そのスイカに、しょっぱい塩を少しかけると先にしょっぱさを感じます。
そのしょっぱさを感じることで、スイカの甘みを引き立たせるのです。
ただ注意点は、塩をかけすぎるとただ単にしょっぱくなるだけです。
なので、少しだけスイカに塩をまぶしましょう。
あとは、血圧が気になる方がスイカに塩をかけて食べたい場合は、事前に医者に相談してからにすることをオススメします。
スイカの栄養素まとめ
- スイカの栄養素は、ビタミンCやカリウム、βカロテン、リコピン、シトルリンやアルギニンなど含まれている!
- スイカの有効成分は、活性酸素の除去や動脈硬化の予防、美肌効果、利尿作用などある!
- スイカのカロリーは、100グラム中37キロカロリー!
- スイカの糖質は、100グラム中9.5グラム!
スイカには意外と栄養が含まれていて、様々な効果があります。
カロリーや糖質も低く、食べ過ぎなければダイエットに最適です。
またスイカの皮にも栄養素があり、今まで捨てていた人は調理をして食べるようにすると無駄がないです。
今後も生活に関する有力情報を配信していきます。