「リコッタチーズとカッテージチーズはどう違うの？」
リコッタチーズとカッテージチーズの違いは、作り方です。
では、上記のチーズのおすすめの食べ方や作り方はどうでしょうか？
ということで今回は、リコッタチーズとカッテージチーズの違いや食べ方、作り方を紹介します!
目次
リコッタチーズとカッテージチーズの違い
リコッタチーズは、イタリア南部発祥のフレッシュチーズで、チーズの生成過程で生じるホエイを加熱して作られます。
高たんぱく質の低脂肪で、栄養価が高い副産物です。
チーズの生産過程では、廃棄処分される事が多いホエイを高温で再加熱して凝固したたんぱく質をすくって作った特殊なチーズです。
リコッタの意味は、イタリア語のリコッタは再び煮るという意味です。
次に、カッテージチーズはオランダ発祥のフレッシュチーズです。
脱脂肪に、乳酸菌やレンネットを加えて凝固させたカードからホエイを取り除いて作っています。
生乳から乳脂肪分を取り除いた脱脂乳を主原料にしているため、クセのない淡泊な味わいです。
サラダやパスタ、和え物、サンドイッチの具材等にそのまま用いられたり、洋菓子の材料として用いられたりします。
ちなみに、カッテージの意味は、「山小屋」を意味する英語のコテージが名前の由来で、コッテージチーズやコテージチーズと呼ばれる場合もあります。
リコッタチーズやカッテージチーズのおすすめの食べ方
リコッタチーズをそのまま食べる場合、フルーツにリコッタチーズを加えて、ハチミツをかけるシンプルな食べ方です。
ケーキやお菓子の材料に活用され、材料に混ぜて焼くと独特の食感と風味が出ます。
カッテージチーズをそのまま食べるには、サラダにトッピングして生野菜に混ぜてそのまま味わいます。
パンやクラッカー等の上に、ゆで卵のスライスやトマトのスライスにのせて、カッテージチーズを一緒に添えて食べるのがおすすめです。
野菜スティックや焼いた薄切りフランスパン等のディップとして、活用するのも美味しい食べ方です。
リコッタチーズの作り方
家庭でホエイを煮詰めるのは難しいため、プレーンヨーグルトを使って作ります。
プレーンヨーグルトをガーゼやキッチンペーパーの上にあけて水を切り、使用するのはヨーグルト本体ではなく水分です。
これがホエイの代わりになり、水分が200～300㏄程溜まったら、レモン果汁以外の脂肪分多めの牛乳と生クリームと塩を鍋に入れて火にかけます。
沸騰したら、レモン果汁を加えて、弱火にして2分過熱をします。
レモン果汁で、タンパク質が固まってきて固形の物が浮いてきます。
火を止めてガーゼを引いたざるの上にあけて、2時間かけて水分を抜きます。
カッテージチーズの作り方
カッテージチーズは、牛乳とレモンだけで作る方法があります。
鍋に牛乳を入れて、火にかけて60度に温めたら、火を止めてレモン汁を加えて素早く混ぜます。
5～10分程おいて、固形と液体に分離したら、キッチンペーパーをのせたザルに流し込んでこします。
ホエイが下に落ちたら、キッチンペーパーでチーズを包んで軽く水気を絞って出来上がりです。
リコッタチーズやカッテージチーズの賞味期限
リコッタチーズやカッテージチーズの販売メーカーは、開封後は1週間以内に食べきる事を推奨しています。
ただ、リコッタチーズの場合は賞味期限の記載が義務付けられていないです。
リコッタチーズやカッテージチーズの菌は生きたままの状態で存在していて、日を追うごとに熟成しています。
そのため、賞味期限は目安に過ぎません。
リコッタチーズとカッテージチーズの違いまとめ
- リコッタチーズとカッテージチーズの違いは、製造過程でホエイを使うか使わないかである！
- リコッタチーズおすすめの食べ方は、フルーツにリコッタチーズを加えてハチミツをかける！
- カッテージチーズおすすめの食べ方は、サラダにトッピングして生野菜に混ぜて食べる！
- リコッタチーズの作り方は、プレーンヨーグルト、牛乳、生クリーム、レモン果汁を使う！
- カッテージチーズの作り方は、牛乳とレモンを使う！
リコッタチーズとカッテージチーズは、作り方に違いがあります。
そのため、おすすめの食べ方もそれぞれ違います。
自宅で手作りする事が出来るため、上記の方法で作ってみてはどうですか。
今後も生活に関する有力情報を配信していきます。
