「乾燥剤ってどう捨てればいいの?再利用できるの?」
乾燥剤は、国や自治体によって捨て方が違います。
では、具体的にどのように捨てればいいのでしょうか?
ということで今回は、
- 乾燥剤の捨て方は、どうすればいい?
- 再利用方法はあるの?
- 発火の危険性があるって本当?
などの疑問解決策を紹介します!
乾燥剤の捨て方
乾燥剤は、自治体によって捨て方が異なります。
自治体のルールに従って、捨てましょう。
乾燥剤には種類があり、石灰乾燥剤は水漏れ厳禁ですが、水分を含むと発熱して火事や火傷の危険があります。
乾いた状態で小さいビニール袋に入れて、他のごみが濡れていない大丈夫な状態で捨てます。
脱酸素剤は、成分が使い捨てカイロと同じです。
このため、普通に燃えるごみとして捨てられます。
シリカゲルも基本的には、燃えるごみとして捨てて大丈夫です。
乾燥剤の再利用方法
シリカゲルの乾燥剤は、加熱をする事で本来の吸湿率を取り戻せます。
電子レンジで温める方法もありますが、急激に加熱すると膨張して破裂する危険性があり、おすすめ出来ません。
そのため、フライパンを使って温めましょう。
その方法は、シリカゲルの粒を袋から出して、弱火のフライパンでゆっくりと加熱をします。
シリカゲル全体の色が変わったら、火を止めます。
粗熱を取ったら密閉容器に保存をして、利用する時には不織布等のお茶パック等に入れて使用します。
これを食品の湿気取りに使ったり、履物や衣類の湿気取りに使いましょう。
石灰乾燥剤は、肥料として使用する事も出来ます。
カルシウムの補給の効果もあります。
使い方は、袋を開けて土に蒔いて良く混ぜ合わせます。
ホームセンターで販売されている石灰は大袋が多く、この方法では必要な量だけ溜めておけます。
脱酸素剤は、食品から湿気を守ってくれます。
包装の中にある酸素を吸着する効果があり、酸素を減らしてくれるため新鮮さを保てます。
シリカゲルに比べると可能性は低いですが、賞味期限が過ぎていなければ再び乾燥剤として使用が出来ます。
乾燥剤の発火の危険性
乾燥剤で発火の危険性があるのは、石灰乾燥剤です。
乾燥剤に使用されている石灰は、生石灰です。
水分と結合をすると、水酸化カルシウムになる化学反応を利用して乾燥剤に用いられています。
生石灰自体が発火する事はないですが、乾燥剤の入れ物は可燃物で出来ている場合もあり火種になる危険性があります。
ただし、水蒸気等にさらされ続けると、不必要な時に高温を発して火災の原因になる可能性もあります。
一度に、大量の生石灰が反応すると、大事故に繋がる可能性があります。
直接人体に、触れると水分と反応して炎症を起こして呼吸器系を傷付けてしまう恐れがあります。
そのため、石灰乾燥剤を捨てる時は、水分がかからないように気を付ける必要があります。
また、保管をする時にも、乾燥している場所で保管をする事です。
水に濡れてしまうと急激に発火して火災の危険性があるため、水道の近くでの保管は避けます。
乾燥剤の捨て方まとめ
- 乾燥剤の捨て方は、基本的には燃えるゴミだが、自治体によって違う!
- 再利用方法は、履物や衣類、食品などの湿気取りや肥料として使える!
- 発火の危険性があるのは、石灰乾燥剤!
乾燥剤を捨てる時には、種類により廃棄方法が異なる事が分かったと思います。
再利用方法も、種類によって様々にあります。
捨てる前に上手く活用して、利用すると良いです。
種類によっては、発火の危険性があるため、捨てる時には十分気を付ける事が重要です。
今後も生活に関する有力情報を配信していきます。