豚肉食中毒の症状や原因!潜伏期間や治療法は?

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「豚肉食べたら、なんかずっと下痢だし気持ち悪い…」

普通に食べた豚肉で、吐き気や下痢が続いたら、食中毒の可能性があります。

でも、なんで豚肉で食中毒が起こるのでしょうか?

そこで今回は、

  • 豚肉食中毒はどんな症状が出るの?
  • 原因は何?
  • 潜伏期間はどれぐらい?
  • 具体的な治療法は?

などの悩みに関する解決策を紹介します。

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豚肉食中毒の原因は何?

原因は、加熱が不十分な豚肉を食べる事で起こります。

また豚肉は、他の肉と比べて細菌が付きやすいのです。

細菌は、カンピロバクターやサルモネラ、エルシニア食中毒菌などあります。

それと、食中毒を起こす細菌は肉表面ではなく、消化管(腸)の中にいるのです。

解体作業時に、これらの細菌が肉の表面に付いてしまいます。

豚肉は、牛肉に比べ肉の細胞密度が低いため、細菌が肉の中まで短時間で侵入するのです。

豚肉食中毒はどんな症状が出るの?

カンピロバクターでは、下痢や嘔吐、腹痛、頭痛、発熱、悪寒、倦怠感の症状を引き起こします。

注意点は、初期症状の発熱です。

風邪と誤解して風邪薬を飲んでしまう恐れがあります。

発熱以外に、下痢や腹痛などありましたら、病院へ行きましょう。

次に、サルモネラでは、高熱(38度以上)、腹痛、嘔吐、下痢などです。

注意点は、小さな子供や免疫力が低下した高齢者の場合は、命を落とす恐れがあります。

エルシニア食中毒菌では、頭痛、腹痛、発熱、嘔吐、関節炎などを引き起こします。

注意点は、症状が悪化すると胃腸炎や敗血症を起こす恐れがあります。

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潜伏期間や回復期間はどれぐらい?

カンピロバクター菌の場合は、潜伏期間は、2日~5日です。

人によっては、1日~7日の場合もあります。

回復期間は約1週間です。

サルモネラ菌の場合は、潜伏期間は、8~48時間

回復期間は長期化するときもありますが、通常は2~4日程度です。

エルシニア菌の場合は、潜伏期間は4~6日程度ですが、1~11日とも言われています。

かなりの幅がありますね。

症状は、2~3週間続く場合もあります。

食中毒の原因となるエルシニア菌は、エルシニア・エンテロコリチカとエルシニア・シュードツベルクローシスです。

豚肉食中毒に発病した場合の治療法は?

カンピロバクターによる食中毒の場合は、薬を用いると逆に悪化する危険があるので、自然治癒が基本です。

場合によっては、病院で処方されるエリスロマイシンなどのマクロライド系抗生物質が必要です。

サルモネラ菌の場合は、抗生物質や整腸剤を使って治癒します。

抗生物質については、ニューキノロン薬がよく使われるようです。

その他、アンピシリンやホスホマイシンなどあります。

ただし、抗生物質はサルモネラ菌の死滅を遅らせる原因になることもあるため、長い期間の投与は危険です。

そして、整腸剤でオススメは、新ビオフェルミンS錠です。

詳しい情報はこちらです。

ビオフェルミンのいい所は、水無しでも服用が出来ます。

なので仕事のために、緊急で必要な方には、おすすめです。

そして、エルシニア菌ではほとんどの場合、自然治癒の方法をとります。

しかし、重症化した場合は、抗菌剤の内服や輪液を行います。

でも、いきなりエルシニア菌の症状が出たら、病院に行くのも辛いですよね。

そんな時に、役立つものは整腸剤です。

先ほど紹介したビオフェルミンがやはり、1番いいですね。

その他には、ザ・ガードコーワ整腸錠などもオススメです。

ただし、正露丸のような下痢止めや解熱鎮痛剤を飲むと、逆効果になってしまいます。

下痢を止めたい気持ちを抑えて、整腸剤を服用しましょう。

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豚肉食中毒まとめ

  • 豚肉食中毒の症状は、下痢や嘔吐、腹痛、頭痛、発熱など!
  • 豚肉食中毒の原因は、加熱不足の豚肉を食べるから
  • 潜伏期間や回復期間は、どの食中毒菌も長い!
  • 治療法は、自然治癒や整腸剤の服用など!
  • 症状が重症の場合は、必ず病院へ行くこと!

豚肉食中毒は、加熱に時間がかかるので、「まぁいいか」と半生で食べないよう気をつけましょう。

しっかりと中まで火が通るように、細切りにしたり、豚肉表面に切れ目を入れたりしましょう。

そして、トイレに行った手や洗浄不十分な手で生の豚肉に触れないように気をつけましょう。

今後も健康に関する有力情報を配信していきます。

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