「こたつが急につかなくなった…なぜなの?」
こたつがつかない場合は、4つの原因があります。
では、実際にこたつがつかなくなったらどう対処すればよいのでしょうか?
今回は、こたつがつかない原因や対処法を紹介します!
目次
こたつがつかない時に考えられる4つの原因
こたつがつかない場合、以下の5つの原因があります。
- ヒーターの寿命や故障
- 電源コードやプラグの断線
- 温度ヒューズの寿命
- スイッチが壊れている
- センサーの寿命
などあります。
それぞれ具体的に解説します。
原因1 ヒーターの寿命や故障
コードが断線していない場合は、ヒーターが故障している事が考えられます。
こたつの使用時間が長いと、ヒーター部分の劣化が生じやすくなります。
一般的には、ヒーター寿命は10年と言われていますので、それ以降は故障しやすくなってしまうのです。
ただ、こたつによっては、10年以内にヒーターの調子が悪くなって故障してしまう場合もあります。
また、ヒーター部分にホコリが付着したまま使用すると、ヒーター部分が加熱をして故障します。
原因2 電源コードの断線やプラグの破損
電源コードの断線は、電源コードを無理に引っ張ったり、人の足又は家具などをコードの上に置いたりすることでコードが破れます。
実際に、電源コードの断線画像をご覧下さい。
出典:http://takuroad.com
これは、誰が見ても危険だと感じますよね…
電源コードが断線してしまうと、コンセントに刺さっていても通電しなくなってしまいます。
こたつは付かなくても、断線しているコードには電気が通っているので大変危険です。
誤って触ってしまうと感電又は火災の恐れがあるので、断線を見つけたら絶対に触らないようにしましょう。
そして、コードの断線を見つけた瞬間に、使用を中止して新品の電源コードと取り替えるまでは使わないよう心がけましょう。
電源プラグが断線していても、こたつはつかなくなります。
原因3 温度ヒューズの寿命
温度ヒューズは一定の温度以上になると、自動的に通電部分が溶けて通電しないようにするための安全装置です。
ただ、この安全装置が温度ヒューズが切れてしまうと、ヒーターに電流が通らなくなってしまうため、こたつの電源が入らなくなるのです。
では、温度ヒューズはなぜ切れてしまうのでしょうか?
原因は、温度を調節するサーモスタットの調子が悪くなっているかヒーター部分にほこりがたまっている可能性が高いです。
ヒーター部分にほこりがたまっている場合は、そのほこりがこたつの電源を付けることで加熱されるので温度ヒューズが切れてしまうのです。
なので、それぞれのサーモスタットなのかヒーター部分のほこりなのかの原因によって、修理方法も異なります。
原因4 スイッチが壊れている
スイッチが壊れていると、いくらスイッチを入れても当然こたつはつきません。
スイッチが壊れる原因は、スイッチの上に物を置いている可能性が高いです。
スイッチは、こたつを使わない時はあまり見る機会はありませんが、こたつを使っていない時に、スイッチの部分を粗末にしてしまっていて、壊れている場合もあります。
原因5 センサーの寿命
こたつにセンサーが搭載されていると、自動的にヒーターの電源がONやOFFになります。
ただ、寿命が来てしまうと、センサーが働かなくなるので電源がきちんと入らなくなってしまいます。
こたつがつかない時の対処法
ヒーターユニットをまるごと交換するのがおすすめです。
家電製品を使っていると故障しやすいため、一部だけ修理をするよりも、一式新しくする方が良いです。
電源コードが断線していた場合は、新しい電源コードに変えます。
コードを取り替えても電源が付かない場合は、ヒーターが故障しているため交換をします。
温度ヒューズが切れていたら、新しく交換をします。
自分で出来る修理交換方法
自分での修理交換方法は、プラスドライバーや交換用のヒーターなどしょ必要になります。
プラスドライバーで、古いヒーターを取り外していきます。
その際に、平らな床等の上で行うと交換作業がスムーズに行えます。
テーブル面を傷付けないように、毛布やマットを敷いておきましょう。
ヒーターが取り付けてあった部分を掃除して、新しいヒーターを取り付けます。
ビスを仮止めして、コードが出る位置を確認したらビスを本格的に締めます。
正しく電源が入っているか、電源コードを入れてこたつが付くか確認します。
自分で修理出来ない場合はどうすればいいの?
ヒーター本体が壊れている場合は、ヒーターを電気屋さんに取り替えてもらいましょう。
保温部分の温度ヒューズが切れている場合は、その部分だけを交換します。
温度調節の部分の不具合は、メーカー修理のみの対応です。
こたつの寿命を延ばす日々のメンテナンス方法
ヒーターの表面のホコリを掃除機で吸い取り、手が届かない場所にあるホコリは自転車の空気入れ等で吹き飛ばします。
こたつにヒーターを付けたまま作業することも可能ですが、取り外して行う場合は丁寧に行いましょう。
個人的には、付けたまま行うのは危険だと思います。
うっかり、電気の通っているところを触ってしまって感電する恐れもあるので、こたつの掃除は電源を必ず切ってからやるように心がけましょう。
こたつがつかない4つの原因や対処法まとめ
こたつがつかない原因は、コードの断線かヒ―タ―の寿命や故障、温度ヒューズの寿命などでした。
もしもこたつの電源を入れてもつかない場合は、電源コードや温度ヒューズを新しい物に替えたりしてみましょう。
そして、自分で行える修理は自分で行い、どうしても出来ない場合は電気屋さんに必ずお願いをします。
ヒーターの掃除を普段から行い、こたつを長く使えるようにしておきましょう。
今後も生活に関する有力情報を配信していきます。